弘兼憲史、ドラマ「部長 風花凜子の恋」撮影現場をサプライズ訪問

左から吉田俊也役の竜星涼、弘兼憲史、風花凜子役のりょう。

テレビドラマ「部長 風花凜子の恋」の撮影現場に、原作者である弘兼憲史がサプライズ訪問した。

「部長 風花凜子の恋」は、島耕作が会長を務める大手電機メーカーであるテコットの女性部長・凜子を描く物語。弘兼は、りょう演じる凜子が社内で働くシーンの撮影現場に登場し、りょうや吉田俊也役の竜星涼ら出演者を驚かせる。大きな拍手で迎えられた弘兼は、ラベルに風花凜子のイラストが描かれたワインをりょうにプレゼントし、現場を盛り上げた。またりょうの印象について、弘兼は「りょうさんの配役が決まって、マンガの中の凜子もりょうさんを意識して描いた部分もあるが、今日実際にお会いしてイメージ通りの方と感じた」とコメントしている。

ドラマ「部長 風花凜子の恋」は、7月5日と12日の23時59分より読売テレビ・日本テレビ系「プラチナイト枠」にて2週連続放送される。なお原作の「部長 風花凜子の恋 会長 島耕作 特別編」はモーニング(講談社)にて連載中だ。

弘兼憲史コメント

スピンオフ作品として女性を主人公に描いたその思いは?

女性登用の風潮の中で、社会で活躍する女性を島耕作の中ではビジネスウーマンとしては描いていなかった。今回ちょうどいい機会なので、女性が執行役員を目指して奮闘するというストーリーを考え付いた。

凜子にどんな思いを託したのか

日本では、大きな会社の役員クラスに女性はまだ少ない。凜子のような女性が出てきて日本の会社・社会をもっと活性化してもらいたい。

凜子を演じるりょうさんの印象

きりっとされた方。芝居では、さらにすごさが増しているというか、素晴らしい女性。
りょうさんの配役が決まって、漫画の中の凜子もりょうさんを意識して描いた部分もあるが、今日実際にお会いしてイメージ通りの方と感じた。

視聴者へメッセージ

島耕作シリーズ35周年を記念して、読売テレビとコラボ企画でこういう話を作った。
漫画とテレビは多少ストーリーは違うが、それぞれの面白さがあると思うので、ぜひご覧になってください。

スペシャルドラマ「部長 風花凜子の恋」

読売テレビ・日本テレビ系「プラチナイト枠」
前編:2018年7月5日(木)23:59~24:54
後編:2018年7月12日(木)23:59~24:54

スタッフ

原作:弘兼憲史「会長 島耕作 特別編 部長 風花凜子の恋」
脚本:坪田文

キャスト

風花凜子:りょう
吉田俊也:竜星涼
高澤光太郎:平山浩行
ほか