毎回マンガ家をあらゆる角度から掘り下げるシリーズ「漫画家本」が登場。本日5月18日に発売された第1弾では、「うしおととら」「からくりサーカス」などで知られる藤田和日郎がフィーチャーされている。
「藤田和日郎本」では藤田の3万7000字に及ぶロングインタビューや、仕事場の様子、本棚の写真を掲載。「うしおととら」最終章の展開についてのメモや、「からくりサーカス」に登場するキャラクターの初期設定などが記された、貴重なアイデアノートも公開されている。また短編「美食王の到着」の再録や、文学者・澁澤龍彦の書斎に藤田が訪れる企画ページ「澁澤龍彦邸訪問記」、夢枕獏によるコラムも収録。加えて小畑健、高橋葉介からはそれぞれイラストメッセージが寄せられ、島本和彦は「藤田という男と初めて会った日」と題した描き下ろしのマンガを寄稿している。
なお「漫画家本」では、今後も「皆川亮二本」「あだち充本」「島本和彦本」などの刊行を予定。