森見登美彦の小説「太陽の塔」のコミカライズ連載が、本日6月22日発売のモーニング・ツー8号(講談社)にてスタートした。
「有頂天家族」「ペンギン・ハイウェイ」などで知られる森見のデビュー作「太陽の塔」は、京都大学の学生である主人公が、振られた元恋人・水尾さんを“観察と研究”という名目で追いかける姿を描いた青春小説。コミカライズの作画は、新鋭・かしのこおりが務める。
また現代美術家の山口晃による新連載「趣都」もスタートした。山口にとって初のマンガ誌連載となる本作は、奇妙な街を舞台に、そこで暮らす人々を描く物語。第1回は「『電柱でござる!』の巻 -前編-」と題し、電柱好きの先生と少年のやり取りが綴られた。
そのほか今号には、大川ぶくぶ「今夜はねこちゃん」の1巻発売を記念し、表紙と巻頭カラーに登場。抽選でオリジナルクリアファイルがもらえる「ねこちゃんクイズ」も実施されている。また「聖☆おにいさん」15巻の発売を記念し、中村光と山田孝之による対談も収められた。