ワザワキリ原作によるテレビアニメ「不機嫌なモノノケ庵」の第2期の制作が決定。本日6月22日に発売された単行本11巻の帯にて発表された。
「不機嫌なモノノケ庵」第2期は、第1期と同じくアニメーション制作をぴえろプラスが、シリーズ構成を吉岡たかをが担当。芦屋花繪(あしやはなえ)役の梶裕貴と、安倍晴齋(あべのはるいつき)役の前野智昭も引き続き出演する。また監督を新たに川崎逸朗が務めることも発表された。放送時期などの詳細は続報を待とう。
ガンガンONLINE(スクウェア・エニックス)にて連載中の「不機嫌なモノノケ庵」は、いつも不機嫌そうな物怪庵の主・安倍晴齋とともに、妖怪を祓う仕事をすることになった主人公・芦屋花繪を描く物語。アニメ第1期は2016年7月から9月にTOKYO MXほかにて放送された。
なおガンガンONLINEでは第2期の制作を記念して、ワザワキリの描き下ろしイラストが公開されている。
ワザワキリ コメント
「アニメ化、二期のお話いただきました!」と、一期の時と同様、ある日突然に担当さんから電話でご報告を頂きまして、驚愕。しかし一期の時とは違って、喜びで動揺しつつも「ありがとうございます!」とマトモな返事ができたかと思います。
あわよくば二期…と、貪欲ながら妄想は抱いていたものの、達成感も相まって一期の打ち上げでは「夢の最後だ」と、走馬灯を見ているような心持ちでスタッフさん方とお別れを致しました。なので「まさかの二期…!?」という感想が正直なところです。
自分の作品がアニメになることは、私にとっては何よりのご褒美。その褒美は他でもない、今日まで作品を応援して下さった皆様からのプレゼントだと思っております。受け取ったからには、原作者として、担当さんと共に愛情込めて携わらせて頂く所存です。
動いて喋るモノノケ庵、再来☆ということで、ぜひともお楽しみに!
吉岡たかを(脚本・シリーズ構成)コメント
前シリーズに続き脚本とシリーズ構成を担当させていただいております。更に深まっていく安倍と芦屋の関係や立法に続いて司法、行政といった隠世の偉い人?の登場、芦屋の隠された秘密など、前回にも増して盛りだくさんでドラマチックな展開になっておりますが、相変わらずのモジャの可愛いさだけは、おろそかにならないよう注意して脚本を書きました。なにが言いたいかというと、今回も「モジャ~!」なわけなのです。
梶裕貴(芦屋花繪役)コメント
TVアニメ「不機嫌なモノノケ庵」第2期制作、おめでとうございます!これも、ワザワキリ先生の描く原作の魅力、そして作品ファンの皆様の応援があってこそです!本当にありがとうごさいます!実はもうアフレコは始まっておりまして、毎回楽しく芦屋を演じさせていただいております!新キャラクターも沢山登場し、ますます賑やかな展開の本作!笑いあり涙ありの「モノノケ庵」の世界を、再びアニメとしてもお楽しみください!
前野智昭(安倍晴齋役)コメント
すごく思い入れの強い作品で、ずっと続きを演じたい!と思っていたので、こうして2期という形が現実になり本当に嬉しいです。1期のキャラ達が新キャラ達とどう絡んでくるのか、皆様も是非ご期待下さい。精一杯不機嫌な晴齋を2期でも演じたいと思います。
(c)ワザワキリ/SQUARE ENIX・「不機嫌なモノノケ庵2」製作委員会