「性別が、ない!」で知られる新井祥の単行本「学校では教えてくれない『セクマイ』の話」が、本日5月10日に発売された。
同書は本当にあった笑える話(ぶんか社)シリーズ誌に連載された作品に、コラムを加えて単行本化したもの。全国のセクシャルマイノリティ(性的少数者)から寄せられた、人には言えない、でもどこをどう調べたらいいかわからない悩みに、インターセックスである新井が男女双方の視点から答えていく「みんなのお悩み編」に加え、自身の日常を綴った「俺の日常話編」、香港でLGBTパレードに参加した経験や、タイで性別適合手術をする人への取材話などを描く「海外のセクマイ紀行編」が収められた。
なお新井のドキュメンタリー映画「性別が、ない! インターセックス漫画家のクィアな日々」が7月28日に公開予定。映画では「海外のセクマイ紀行編」で描かれた、香港やタイへの“セクマイ紀行”にも密着している。