エッセイ「ばーちゃんがゴリラになっちゃった。」認知症の祖父母を孫が在宅介護

「ばーちゃんがゴリラになっちゃった。 祖父母そろって認知症」帯付き

青山ゆずこの単行本「ばーちゃんがゴリラになっちゃった。 祖父母そろって認知症」が、本日4月21日に徳間書店より発売された。

同作は、認知症となってしまった祖父母の家に住み在宅介護をする作者のエッセイ作品。自分のことをかわいがってくれるおじいちゃんおばあちゃんが大好きだった青山は、祖父母の家で一緒に暮らすことが子供時代からの夢だった。しかし認知症となった祖母は「誰だあんたは出ていっとくれ!」と彼女を追い出そうとし、寝ていると夜中に布団を剥ぎ取って捨てに来たり、部屋中に生ゴミを撒き散らしたりと、かつての優しかった面影はなくなり、祖父は何が起きていても無関心。そんな大変な状況の中で自分にできることを考えながら、介護に励む姿を描いている。