まがりひろあき「天に向かってつば九郎」1巻の発売を記念した、つば九郎による単行本お渡し会が、本日5月9日に東京ヤクルトスワローズ Official Goods Shopつば九郎店にて開催された。
「天に向かってつば九郎」1巻は本日刊行され、お渡し会は14時と15時の2回に分けて実施された。コミックナタリーでは、14時からのお渡し会の様子をレポートする。
お渡し会に参加する150名のファンが待つ中、つば九郎がゆっくりと登場する。まずは得意のスケッチブック芸で挨拶をし、平日の昼間に集まってくれたファンに「へいじつのこのじかんに、わざわざありが10!」と感謝の言葉を述べる。また「うがろすのつばくろうです」と宇賀なつみアナウンサーの結婚という時事ネタを取り入れ、「天に向かってつば九郎」について「はつばいもとは あの『こうだんしゃ』」と自慢するなど、つば九郎らしいコメントが次々と飛び出す。さらに14時の回の整理券は売り切れたものの、15時の回はまだ余っていることを書いたスケッチブックを見せては、観客の笑いを誘っていた。
つば九郎からの挨拶が終わると、お渡し会がスタート。待ちわびていたファンたちは、握手をしたりハイタッチをしたりと、思い思いのアプローチでつば九郎との交流を楽しんでいた。またつば九郎は、お渡し会を淡々と進行しつつも、ファンに合わせて対応する様子も。またファンからさまざまなプレゼントを渡されるなか、大好きなお酒や肴をプレゼントされると、特にうれしそうなリアクションを見せていた。
「天に向かってつば九郎」は、東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター・つば九郎を主人公にしたギャグマンガ。神宮球場を拠点に、スワローズを応援するつば九郎の日常が描かれており、月刊少年シリウス(講談社)のWebマンガ誌「水曜日のシリウス」にて連載されている。