高橋陽一原作による舞台「超体感ステージ『キャプテン翼』」の制作発表会が、本日5月8日に東京・Zeppブルーシアター六本木にて開催された。
発表会には高橋と、総合演出を手がけるEBIKEN(蛯名健一)、脚本と演出アドバイザーを担当する加世田剛、振付を担当する松永一哉、さらに本日発表された大空翼役の元木聖也、若林源三役の中村龍介、日向小次郎役の松井勇歩、岬太郎役の鐘ヶ江洸、三杉淳役の鷲尾修斗、松山光役の反橋宗一郎、早田誠役の土井一海、新田瞬役の加藤真央、次藤洋役の皇希が登壇。まずはキャスト陣がデモンストレーションとしてダンスパフォーマンスを披露した。
パフォーマンスを舞台袖から観覧した高橋は、「これに磨きがかかってどうなるのか、今からすごく楽しみですし、実写版で翼の世界が描かれるのは初めてなのでわくわくしています」と期待をふくらませる。少年時代、サッカーが嫌いだったはずが、「キャプテン翼」を読んだ翌日にはサッカーを始めていたというEBIKENは「いまのパフォーマンスは2日で仕上げてもらったんです」とタイトなスケジュールだったことを明かしながら、「僕のこれまでの知識はもちろん、周りのスタッフにも色々なアイデアをもらっているので、それをまとめて総合的に誰が観ても楽しめるような舞台を作っていきたい」と意気込む。
運動神経の高いキャストが集結したという「超体感ステージ『キャプテン翼』」。片足で宙返りを行うアクロバティックな空中技「コークスクリュー」を元木が壇上で披露し、その身体能力を見せつけると、高橋は「劇中では実際にはできない、アクロバティックなプレーばっかり描いているんですけど、それが再現できる人が集まっているっていうのはすごいと思います」と称賛した。
また特注のウェアを装着することで、舞台の演出に併せてリアルな振動を体感できる触覚提示技術(ハプティクス技術)を採用している本作。実際にウェアを着用し、その技術を体感した高橋は「(振動が)リズムよくきましたね」と興奮気味に語った。触覚提示技術を使用したプレミアム体感シートは、毎公演計87席が用意される。
その後の登壇者への質問コーナーでは、「劇中の必殺技を舞台ではどのように再現するのか」という質問に対し、EBIKENが「たとえばドライブシュートは映像を使うことになるんじゃないかな。スカイラブハリケーンに関しては、リアルでやってもらいたいなと考えています」と回答。舞台で描かれるエピソードについては加世田が「まだ控えさせてください」と濁しながらも、「オリジナルストーリーになります」とコメントした。
「超体感ステージ『キャプテン翼』」は8月18日から9月3日まで、東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演。チケットは5月9日から5月14日、5月18日から5月22日、5月26日から5月30日まで抽選での先行販売を実施した後、6月4日より先着順での先行販売を行う。その後6月11日に一般販売がスタートする。
超体感ステージ「キャプテン翼」
日程:2017年8月18日(金)~9月3日(日)全23回公演予定
会場:Zeepブルーシアター六本木
料金:プレミアム体感シート1万2800円、プレミアム席1万800円、一般席7800円
キャスト
大空翼:元木聖也
若林源三:中村龍介
日向小次郎:松井勇歩
岬太郎:鐘ヶ江洸
三杉淳:鷲尾修斗
松山光:反橋宗一郎
早田誠:土井一海
新田瞬:加藤真央
次藤洋:皇希 ほか
スタッフ
総合演出:EBIKEN(蛯名健一)
脚本・演出アドバイザー:加世田剛
振付:松永一哉
製作:アルテメイト/Planning Office GS
エグゼクティブプロデューサー:杉本圭司
製作統括:萩原要/牛田直人
プロデューサー:石津美奈
舞台総合監督:杉田靜生
(c)高橋陽一/集英社 (c)超体感ステージ「キャプテン翼」製作委員会