長編アニメーション映画「我々は宇宙人」が本日9月25日に公開された。これを記念した初日舞台挨拶が本日東京・TOHOシネマズ日比谷で開催され、門脇康平監督、キャストの坂東龍汰、岡山天音、山﨑天(櫻坂46)、松井ケムリ(令和ロマン)、またキャラクターの幼少期を演じた子役たちも登壇した。
「我々は宇宙人」は、YOASOBI「優しい彗星」のMVなどを手がけた29歳の新鋭・門脇監督による初の長編アニメーション。普通であることに悩む内気な少年・翼とクラスの人気者・暁太郎、小学校で出会った2人の30年にわたる友情を描く。「第79回カンヌ国際映画祭」監督週間への正式出品、「アヌシー国際アニメーション映画祭2026」長編コンペティション部門への選出を果たすなど、注目が集まる同作。W主演の坂東と岡山にも、試写に参加した知人たちから多く感想が届いているという。坂東は「これまでの作品で一番(連絡が)来たんじゃないかなというくらい。どれも長い文章で驚きました」、岡山は「LINEとかでもらう感想も、1人ひとり密度がすごい」と喜び、松井は「『絶対もう1回観るわ!』って、お笑いではなかなか言ってもらえないので(笑)、新鮮でうれしかったです」と笑いを誘った。門脇監督は「10回以上あった試写会の、全部の回に立ち会わせていただいたんですが、『刺さりました』って皆さん言ってくださって、その言葉に勇気づけられてここにいます」と胸を張る。
注目してほしいシーンを聞かれると、岡山は暁太郎と小夏がプールの中で目を合わせる子供時代の場面をセレクト。「子供の頃の、忘れちゃってたような細かい瞬間を呼び起こす装置がちりばめられている作品」と、平成の子供たちの日常をリアルに描き出す作品の魅力に触れる。坂東は一番好きなシーンを挙げようとするも、門脇監督に耳打ちで確認したところ、上映前につきネタバレ禁止のシーンと判明。悔しがりつつ映画の音のよさをアピールした。山﨑は「幼少期の小夏ちゃんの声がかわいすぎて、みんな好きになっちゃうんじゃないかな。心にぐっと入ってくるときめく声」と子役の演技を絶賛し、松井は「画材ごと変わるようなシーンがあって、その美しさは大きいスクリーンでこそフルで楽しめる」と映画館での鑑賞を勧めた。門脇監督は「とにかくリッチな映画体験になるようにと思って作ったので、画面の隅々まで、情報量を浴びるように観てもらいたいですし、音にも耳を澄ませてみると、小さく蛙が泣いていたり、虫の飛んでる音がちょっと入ってたり。細かいところも掬い取っていくと面白いかもしれません」とこだわりを伝えた。
ここで坂東演じる翼、岡山演じる暁太郎、山﨑演じる小夏、松井演じるバタ原、それぞれの子供時代を演じた子役たちもステージに。翼役の槙木悠人、暁太郎役の中込佑玖、小夏役の鈴木咲の3人は先に収録を行っていたため、その声が指針になったと坂東、岡山、山﨑は口を揃える。坂東は「どういうふうに翼の声をあてようか悩んで現場に行ったので、声を聴いたときに『なるほど』と思って、その声を頼りに一言目を出しました」と感謝を伝えた。唯一、 バタ原役の末永陽より先に収録したという松井も、「僕に合わせてもらったんですが、本当に僕が子供のときのような声で助けられました」と微笑んだ。舞台挨拶後半では、まもなく21歳の誕生日を迎える山﨑へケーキのサプライズも。フォトセッションでは坂東がカメラを持ってのSNS用動画撮影も行われ、和気あいあいとした空気感で舞台挨拶を締めくくった。
長編アニメ「我々は宇宙人」
公開中
スタッフ
企画・脚本・監督:門脇康平
音楽:Yaffle
企画・製作・制作:NOTHING NEW
協力:MIYU PRODUCTIONS
配給:TOHO NEXT・NOTHING NEW
キャスト
翼:坂東龍汰
暁太郎:岡山天音
小夏:山﨑天(櫻坂46)
バタ原:松井ケムリ
戸田聖也:佐野岳
戸田聖也(幼少期):大関れいか
松下エルモ:佐々木ありさ
書道の先生役:エド・はるみ
©NOTHING NEW, MIYU PRODUCTIONS