天堂きりん「恋傷」が実写映画化。11月27日より東京・池袋HUMAXシネマズほか全国の劇場で公開される。
「恋傷」は、誰に対しても優しい夫に胸を痛める新妻、夫と瓜二つの双子の義弟と不貞を働く人妻など、恋に迷い傷ついた人々を描く群像劇。グランドジャンプめちゃ、グランドジャンプ(ともに集英社)に掲載された。
映画の監督は森岡利行が担当。幼少期からコンプレックスを抱え、孤独を募らせる傷を抱えた主人公・夏美を高畑結希が演じる。誰にでも優しい夏美の夫・啓太役を内藤秀一郎、過ちを犯す啓太の弟・久志役を堀海登が担当。寂しさを募らせる女性・秋華役を新藤まなみ、久志に惹かれていく同僚・涼子役を入来茉里、シングルマザーで夢を追う風俗嬢・ベル役を三輪晴香が務め、小出恵介、東ちづるらも出演する。
天堂きりん(原作)コメント
「恋傷」の映画化、心から感謝いたします。相手に傷つけられているつもりで、本当は自分自身で傷を深めてしまっていた。そんな男女の不器用な葛藤を描いた群像劇です。15禁指定だからこそ踏み込めた綺麗事抜きの生々しい感情が、スクリーンでどう表現されているのか、私自身も楽しみでなりません。
高畑結希(葉山夏美役)コメント
この作品で初映画・初主演という大きな挑戦をいたしました。夏美の過去や寂しさに寄り添い、一人の女性として向き合いました。愛することの美しさだけではなく、愛するからこそ生まれる傷や弱さを、ぜひ感じてご覧いただけたら嬉しいです。
内藤秀一郎(葉山啓太役)コメント
みなさん初めまして。
啓太を演じさせていただきました内藤秀一郎です。
はじめて台本を読ませていただいた時、啓太の心情と発する言葉が一致してないように感じて戸惑いました。監督と話し合い、微妙な感情の動きを表現するのが大変でしたが、上手く演じることができたと思います。色々な愛の形、生き方、感情の動きを是非劇場でご覧ください!
新藤まなみ(葉山秋華役)コメント
漫画を読んでとても苦しく、共感しました。
人を愛すること、嫉妬、言いたくても言い出せなかった事、その結果もどかしい時間が生まれて相手と距離が生まれてしまう。
ダメとわかっていても、なぜか人間はいけない方を選択をしてしまう時がある。
そしてそれは、決して誰にも言えない。
こんなこと、誰もが1度は経験しているのではないでしょうか。
「恋傷」は皆さんが抱えている『人には言えない経験』を思い起こさせるような、苦しく人間らしく、不器用でそして美しい作品です。
これを見ている貴方にしっかりと届きますように。劇場でお待ちしています!
堀海登(葉山久志役)コメント
久志役を演じました、堀海登です。
心の底から優しいからこそ、自分を苦しめ、時に周りを傷つけてしまう久志。
彼の言葉に込められた葛藤や迷いを感じていただけたら嬉しいです。
決してハッピーだけではないこの作品から、何か一つでも心に残るものをお届けできたら幸せです。ぜひご覧ください!
森岡利行(脚本・監督)コメント
早い! なんだ、この早さは!?
もちろん、公開のことである。
11月27日公開。素晴らしいじゃないか、この「撮って出し」感!
配給・宣伝チームの気合が感じられて、監督としては嬉しい限りである。
天堂きりん先生の漫画は、以前からずっと映画化したいと思っていた。天堂先生は、ほかの漫画家にはない「泣けるエロ」を描ける作家だと思う。しかも先生のお住まいが私の実家と近いこともあって、勝手ながら以前から親近感も抱いていた。
よく映画を観て、「原作のここを変えた」「あそこが違う」なんておっしゃる評論家の方もいるけれど、そもそも二次元と三次元では表現がまったく違う。絵が生身の人間になった瞬間、それはもう別の表現なのだ。今回、「恋傷」を脚本に起こし、実際に俳優たちと撮影してみて、改めて原作漫画の素晴らしさを実感した。原作へのリスペクトがなければ、映像化なんてやるべきじゃない。
天堂先生が描いた、孤独も、欲望も、痛みも、そしてどうしようもなく誰かを求めてしまう人間たちも、そのまま生身の俳優たちに託したつもりだ。
大切な原作を私に預けてくださった天堂きりん先生をはじめ、キャスト、スタッフ、そしてこの映画に携わってくださったすべての皆さん、本当にありがとうございました。面白い作品を撮らせていただきました!あとは――観客の皆さん、この映画を育ててください!
映画「恋傷」
2026年11月27日(金)公開
スタッフ
脚本・監督:森岡利行
原作:天堂きりん『恋傷』(集英社「グランドジャンプめちゃ」連載作品)
製作:利倉亮、笠置淳行
プロデューサー:竹内宏子、東盛直道、西田佑子、柴田淳美
配給:ショウゲート
宣伝:ムービー・アクト・プロジェクト
制作:レジェンド・ピクチャーズ
キャスト
高畑結希、内藤秀一郎、新藤まなみ、堀海登
入来茉里、三輪晴香、澤田大樹、世古口凌、小出恵介、東ちづる
©天堂きりん/ASYL・映画「恋傷」製作委員会