真造圭伍が装画を手がけた柿村将彦による小説「隣のずこずこ」が、本日3月22日に新潮社より刊行された。
「隣のずこずこ」は、2013年以来4年ぶりに開催された日本ファンタジーノベル大賞2017の受賞作。中学3年生のはじめが住む矢喜原町に“伝説の「あいつ」”と謎の美女あかりさんがやって来たことから物語は始まる。1カ月後に町のすべてをなかったことにしてしまうのだという「あいつ」。はじめたちはゆるゆると、その計画阻止に乗り出す。帯には選考委員を務めた恩田陸、森見登美彦、萩尾望都のコメントが掲載されている。