小日向まるこ「あかり」が、フランスのマンガ賞・ACBDアジア賞2026を受賞した。小日向からのコメントも公開された。
「あかり」は、ステンドグラス作家・篝と生き別れの孫・あかりの交流を描く作品。妻と死別し、生きる意味を見失った篝のもとに、あかりが訪ねてくるところから物語が始まる。2人はステンドグラスの制作を通じて心を通わせ、篝は創作への意欲を高めていく。一方のあかりは、篝になかなか言い出せないことがあって……。2022年4月よりヒーローズのコミプレ-Comiplex-(現HERO’S Web)で連載され、同年6月に単行本が発売された。また受賞を記念して、本日7月24日から31日までHERO’S Webで「あかり」の1話、2話、3話が無料公開される。
ACBDアジア賞は、対象の1年間にフランス語で翻訳・出版された優れたアジアのマンガに贈られる賞。フランスのバンド・デシネ批評家やジャーナリストで構成される協会・ACBDが作品を選出する。第20回となるACBDアジア賞2026では、2025年7月から2026年6月までに刊行された作品が対象。「あかり」のほかには児島青「本なら売るほど」、田村隆平「COSMOS」、浅野いにお「MUJINA INTO THE DEEP」、高妍「隙間」がノミネートされていた。
小日向まるこコメント
ステンドグラスのピースを作るようにひとコマひとコマ手描きで描いた物語が、今暗闇にいる誰かの心を灯す小さな光になれたら嬉しいです。