短編アニメーション映画「しらぬひ」の場面カット13点が一挙に公開された。
1996年の夏を舞台に、熊本の海辺の町で暮らす10歳の少年・湊(みなと)と、海辺の祠に宿る少女の神さま・べんちゃんの絆を描く「しらぬひ」。場面カットには海に浮かぶ弁天島に幻想的な光が立ち上がり、その神秘に息をのむ湊や、夕日に照らされながら優しく微笑むべんちゃん、家を出ていった妻への思いをこじらせたまま酒に溺れ、湊と向き合うことができない父親・マサルの凄まじい表情、母親の形見であるくじらのイヤリングを見つめる湊とべんちゃんの姿など、それぞれが抱える心境や表情が収められた。
また日本で唯一“海の上にある学校”としてテレビなどで取り上げられたこともある熊本県葦北郡津奈木町の旧赤崎小学校をモデルとしたカットも到着。片野坂監督は「高校生の頃、福岡から熊本県八代市まで自転車で行くという挑戦をした際に、道中に海に浮かぶ旧赤崎小学校が一瞬見えたんです。その時からこの学校が気になってしまい、いつかここで映画を撮りたいと思っていました」とこの地を描いたきっかけを明かした。
映画「しらぬひ」は、8月21日より東京・新宿バルト9ほか全国で公開。原作・脚本・監督・作画監督を、スーパーの鮮魚コーナーで働く傍ら、フリーの映像作家として実写映画やアニメーション作品の自主制作を続けてきた片野坂が務める。音楽を「ユーリ!!! on ICE」などで知られる梅林太郎が、アニメーション制作をコミックス・ウェーブ・フィルムが担当する。
短編アニメーション映画「しらぬひ」
2026年8月21日(金)より東京・新宿バルト9ほか全国順次ロードショー
スタッフ
原作・脚本・監督:片野坂亮
音楽:梅林太郎
主題歌:青葉市子
アニメーション制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
製作:しらぬひ製作委員会
配給:ギャガ
キャスト
湊:あの
べんちゃん:花澤香菜
マサル:三木眞一郎
(c)2026 片野坂亮/しらぬひ製作委員会