西島大介の「コムニスムス」が早川書房のWebマンガサイト・ハヤコミで復活。本日6月30日に連載がスタートした。
「コムニスムス」は、TMSLab(トムスラボ)で2024年まで連載されていた作品。内戦下のカンボジアを舞台にした西島作品「ディエンビエンフー」の正統続編で、ポル・ポト政権下である1975年から1979年の出来事が中心に描かれる。同作に登場するプティは「ディエンビエンフー」の主人公だったヒカルとお姫さまの娘。戦場写真家を目指してインドシナにやってきた14歳の少年ヒカル・コンデとプティが出会い、疑似家族を作りながら、共産主義の影が忍び寄るカンボジア全土で大冒険をする。
TMSLabで「コムニスムス」は第42話まで公開されていたが、ハヤコミではその続きからではなく第1話から順に掲載。ただし旧版からの改変があり、一部ページには赤い差し色が施されている。これは共産主義革命勢力クメール・ルージュが着用している、赤い縞模様のカンボジア民族衣装“クロマー”にちなんだもの。
エッセイ「クメール通信」はハヤコミ版には未収録で、今後は西島の個人出版レーベル・島島から電子配信される予定。島島のnoteでは、すでにバックナンバー46話分が「マガジン」としてまとめられている。「クメール通信」とともに、ベトナムに関するエッセイ「アオザイ通信」108話の一部、「ディエンビエンフー」「コムニスムス」両作品の歴史年表、サウンドトラック紹介、マンガ制作の手記「電子と暮らし」も島島では公開中。また復活に向けたテキスト「コムニスムス宣言」も島島で読むことができる。