アニメ「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」のイベント「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶカーニバルです!」が、本日6月28日に東京・有楽町朝日ホールで昼夜2公演開催された。コミックナタリーでは昼公演の模様をレポートする。
最初の話題は「今日のお昼ごはん何食べた?」
2025年12月から今年の4月にかけて全4幕で劇場上映された「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」は、「ガールズ&パンツァー」シリーズのキャラクターたちが日常を送る姿をコミカルに描くスピンオフ。イベントには、西住みほ役の渕上舞、ケイ役の川澄綾子、逸見エリカ役の生天目仁美、ペパロニ/ムラカミ/久保田りん役の大地葉、ローズヒップ/ラム役の高森奈津美が登壇した。
キャスト陣の挨拶が終わるとボコの着ぐるみがステージに登場。ボコの質問に答える形で、イベント冒頭では「今日のお昼ごはん何食べた?」というゆるーいテーマのトークが繰り広げられる。“味噌が乗ったご飯”という気になるワードから始まり、からあげ、つくねとおかずの内訳も明かされる。さらにドーナツもあったと渕上が証言すると、「本当!」「どこに!」と皆が食いつき、ファンの笑いを誘っていた。
お昼ごはんの話題が終わると、その流れでファンの質問にキャストが答えていくQ&Aコーナーへ。最初の質問は「体験入学したい学校は?」というもの。生天目はサウナに入れるという理由で「継続高校」をチョイス。続いて、「お菓子を食べれるから」と渕上が「聖グロリアーナ女学院」を挙げた場面では、高森が「フランス式じゃなくて、イギリス式がいい?」とBC自由学園も選択肢として勧める。これに渕上は「あそこはギスギスしてるから……」と即座に否定し、笑いを起こしていた。
いつか西住家の養子に?エリカの将来に妄想膨らむ
続く「担当キャラクターの好きな回やセリフは?」という質問では、川澄が同じ高校のアリサに対するケイの「反省会するから」というセリフを選び、会場から賛同の拍手が贈られる。川澄は、そのシーンでのいつもは明るく笑顔が多いケイの冷たい顔に触れ、「あの怖さがけっこう好き」と話した。3役を掛け持つ大地は、ペパロニが鉄板ナポリタンの作り方を説明しているシーンをチョイス。作品に参加し始めたばかりのシーンであることから大地は「ど緊張しながらアフレコをしていたことを思い出す。あんなシーンなんですけどエモい」と当時を振り返っていた。
さらに「演じているキャラクターは将来どうなっていると思う?」という話題では、生天目がエリカは西住家に仕えていると思うとしつつ「養子になれないかな」と妄想を膨らませる。大地が「屋台をやっていると思う」とペパロニの将来に思いをはせると、生天目が「戦車道の大会に屋台で現れてそう」と将来の姿を思い浮かべ、「ありそう!」と共感を得ていた。
「『ガルパン』やってると干し芋には困らない」
イベントでは、作品の舞台である茨城県の名産品「干し芋」の選べるギフト券が景品として用意されたクイズコーナーも実施。「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」の作中から出題される3択クイズに答え、ギフト券の“補助券”獲得を目指していく。優花里の着ていた水着を答える1問目では大地以外の4人が迷彩柄を選び見事に正解。2問目では「知波単学園の面々が最初に遭遇した動物は?」というクイズにさっそく苦戦する。会場のファンも自信がない様子だったこの難問では生天目だけが、正解の札を挙げて一歩リード。第7話でエリカがまほに渡したカレーを答える場面では、わからないからと好きなカレーを選んだ高森もまさかの正解で補助券をゲットする。
続く「かくし芸としてまほが披露したのは誰のものまね?」という問題では、印象的なシーンだったからか、ここで全員の札の番号が揃い、見事に全員が正解。全問正解の生天目がリードしたまま最終問題へ突入する。しかしここで、最終問題では正解者が残りの補助券13枚を全部ゲット、正解者が複数いた場合もじゃんけんで決着というルールが追加される。そんなクイズコーナーのお約束の展開で迎えた最終問題は「空腹で彷徨う押田を誘い込むため、安藤が構えていた屋台は?」というもの。解答が分かれる中、渕上が見事に一人勝ちを収めた。進行も務めていた渕上がセルフ授与式でギフト券をゲット。笑いと拍手が起こる中、渕上は「『ガルパン』やってると干し芋には困らないな!」というコメントでクイズコーナーを締めくくった。
エリカの夢小説に絶えない笑い、ライブでは会場が一体に
エリカの夢小説を久保田が拾ったことから物語が始まるピクチャードラマのコーナーでは、この日の登壇者5人が演じる8キャラクターが総出演。夢小説の内容をキャラクターたちが演じる場面では、ペパロニがアンチョビ、ローズヒップがダージリンになりきったりとキャスト陣も「この組み合わせじゃないと生まれないカオス」と表現する内容に、客席からの笑い声が絶えなかった。
さらにライブパートでは佐咲紗花が「Grand symphony」、ChouChoが「Never Say Goodbye」と、ともに「ガールズ&パンツァー 最終章」のオープニング主題歌をまず披露。MCでは佐咲が「『最終章』って言っているけど終わってほしくない」と作品への思いを明かせば、ChouChoは「いつもの『ガルパン』と違う」とかわいらしさ満点の巨大なバルーンが左右に置かれたセットに目を輝かせていた。続いて作詞を佐咲紗花、作曲をChouChoが担当した「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」のオープニング主題歌「Nonstop Daydream」を披露し、会場のボルテージをさらに上げる。このパートを締めくくったのは渕上演じるみほによる第1幕のエンディング主題歌「おやすみなさいの続きです!」。渕上の「LOVEする準備できてますか?」という言葉を受けて、ピンク色の“アンコウカラー”に染まる客席から歌詞に合わせて渕上へさまざまなポーズの“LOVE”が贈られていた。
「3役一気にしゃべることになるとは」大地葉に労いの拍手
イベント終盤には「ガールズ&パンツァー 最終章」第5話のキービジュアル第1弾と、本予告第1弾も解禁。佐咲は「Grand symphony」の歌詞を書くにあたって、2017年にはプロットで内容を知っていたそうで「やっとみんなと話せる」と歓喜する。一方で渕上は「何に触れてしまうかわからないのでここで終わりましょう(笑)」とネタバレを気にしてコメントし、ファンを笑わせた。
イベントも終わりに近づいたエンディングでは高森が「ローズヒップとしてみなさんの前に立てたのは初めて。役に対してキャスト数が少ないこの面白い状況を皆さんも楽しんでもらえていたらうれしいです(笑)」とコメント。最多の3役を背負って登壇した大地が「まさか3役一気にしゃべることになるとは思いもしなかったです(笑)。これは試されてるぞと思って一生懸命がんばりました」と話した場面では会場から労いの拍手が贈られた。
「Enter Enter MISSION!」の大合唱で締めくくる
生天目は「キャラクターでは接点がない私たちだからこそ、味わえる何かがあったのではと思います」と意外な組み合わせが生み出した面白さに言及。川澄は「これだけ揃うと無敵だね」と話していたと、楽屋でのやり取りを明かし「会場の皆さんが温かい眼差しで見てくださって、『ガルパン』が大好きだってことが伝わってくる空間で楽しい時間を過ごさせていただきました」とファンへの感謝を口にしていた。
舞台挨拶やトークショーではなく、イベントでファンに会うのは久しぶりだと話し始めた渕上は「終始楽しませていただきました」と満面の笑みを見せる。またピクチャードラマについて、リハーサルではずれてしまう部分もあったと難しさを明かしつつ、「みんなでその後に合わせたわけでもないのに本番はピッタリ合っていて。プロってすごいなと感激しました」とキャスト陣へ賛辞を贈り、会場からも拍手が沸き起こった。最後は「Enter Enter MISSION!」をボコ含めた登壇者全員と観客で大合唱。恒例の「パンツァー・フォー!」の掛け声でイベントを締めくくった。
「ガールズ&パンツァー 最終章」第5話
2026年10月9日(金)上映
スタッフ
監督:水島努
脚本:吉田玲子
キャラクター原案:島田フミカネ
キャラクターデザイン・総作画監督:杉本功
考証・スーパーバイザー:鈴木貴昭
キャラクター原案協力:野上武志
ミリタリーワークス:伊藤岳史
プロップデザイン:竹上貴雄、小倉典子、牧内ももこ、鈴木勘太
3D監督:柳野啓一郎
モデリング原案:原田敬至、Arkpilot
3DCGI:STUDIOカチューシャ
色彩設計:原田幸子
美術監督:平栁悟
撮影監督:朴孝圭(MAPPA)、助川陸大(MAPPA)
編集:吉武将人
音響監督:岩浪美和
音響効果:小山恭正
録音調整:山口貴之
音楽:浜口史郎
アニメーション制作:アクタス
製作:ガールズ&パンツァー 最終章 製作委員会/配給:ショウゲート
キャスト
西住みほ:渕上舞
武部沙織:茅野愛衣
五十鈴華:尾崎真実
秋山優花里:中上育実
冷泉麻子:井口裕香
角谷杏:福圓美里
小山柚子:高橋美佳子
河嶋桃:植田佳奈
磯辺典子:菊地美香
近藤妙子:吉岡麻耶
河西忍:桐村まり
佐々木あけび:中村桜
カエサル:仙台エリ
エルヴィン:森谷里美
左衛門佐:井上優佳
おりょう:大橋歩夕
澤梓:竹内仁美
山郷あゆみ:中里望
阪口桂利奈:多田このみ
宇津木優季:山岡ゆり
大野あや:秋奈
園みどり子:井澤詩織
ナカジマ:山本希望
ねこにゃー:葉山いくみ
お銀:佐倉綾音
蝶野亜美:椎名へきる
ダージリン:喜多村英梨
オレンジペコ:石原舞
アッサム:明坂聡美
ローズヒップ:高森奈津美
島田愛里寿:竹達彩奈
ほか