ひうらさとる「ホタルノヒカリ」の実写ドラマ化に向けた本格的な企画が、アメリカで始動した。
「ホタルノヒカリ」は、恋愛よりも快適で気楽な生活を好む“干物女”の雨宮蛍の物語。昼は赤のヒールとブレザーに身を包み、有能なエグゼクティブアシスタントとして働く蛍は、夜になると部屋で汚れたスウェット姿のままテイクアウトを食べ、リアリティ番組を一気見する生活を送っていた。しかしある日突然、その部屋の本来の持ち主である高野部長が戻ってきたことで、蛍はキャリア、恋愛、そして“大人としてどう生きるか”を見つめ直すことになる。Kiss(講談社)で連載され、世界でのシリーズ累計発行部数は500万部を突破。2007年にはドラマ化され、蛍役を綾瀬はるか、部長の高野誠一役を藤木直人が演じた。2012年には劇場版も公開されている。
アメリカでの「ホタルノヒカリ」のドラマ化開発権は、ハリウッドの制作会社・UNAPOLOGETIC PROJECTSが獲得。同社とケイト・クグラー、ドラマ「闇金ウシジマくん」の企画・プロデュースに携わった木村元子が共同プロデュースを行う。またショーランナーには、アンジェラ・ニッセルとサシャ・リー・ヘンリーを迎える。アンジェラは、全米ベストセラーとなったコメディ回顧録「The Broke Diaries」および「Mixed」の著者。さらに「The Other Black Girl」「Mixed-ish」「Scrubs」などで、プロデューサー兼脚本家としても活躍している。一方、サシャ・リー・ヘンリーは、カナダ出身の映画・テレビ監督兼プロデューサー。コメディシリーズ「Bria Mack Gets a Life」のクリエイターとして知られる存在だ。
今回の日本での情報解禁に伴い、ひうら、UNAPOLOGETIC PROJECTSのテレビ部門責任者のペイジ・フーパー、木村からはコメントが到着した。
ひうらさとる(原作者)コメント
まさかの──「ホタルノヒカリ」が、世界進出への第一歩を踏み出しました! お話をいただいた時は、「冗談やろ……?」と思っていたのですが、どうやら本当みたいです……。海外へ向かう飛行機の中で観て、大変感銘を受けた映画「Dìdi」を手がけたUNAPOLOGETIC PROJECTSの皆さん。そして、漫画原作のメディア化において抜群の信頼を寄せている木村さんにお任せできることを、とても嬉しく思っています。一人のドラマ好きとしても、どんな“干物女”が誕生するのか、今からとても楽しみにしています!
ペイジ・フーパー(UNAPOLOGETIC PROJECTSテレビ部門責任者)コメント
この新しいシリーズを始動できることを大変嬉しく思っています。これは、私たちが長期的な開発戦略を構築する中で進めている複数プロジェクトの第一弾です。私たちは非常に強力なパイプラインを築けていると感じており、新しい作品を観客の皆さんに届けられることを楽しみにしています。
木村元子(企画共同開発者)コメント
ひうらさとるさんの作品には、いつも世界共通の普遍的なテーマがあると感じていました。日本で長く愛されてきたこの作品を、ハリウッドの素晴らしいショーランナーやクリエイターたちと共に、世界の観客へ届けられる日をとても楽しみにしています。そして、“干物女”=“Dried Fish Woman”は、きっと万国共通に存在するのだと思います!