高橋陽一が原画・監修を務めた大型ステンドグラス「キャプテン翼~世界に翔け~」が、埼玉・浦和美園駅に設置された。コミックナタリーでは本日3月11日に行われた完成除幕式の様子をレポートする。
完成除幕式には高橋も登壇。埼玉高速鉄道の荻野洋代表取締役社長の挨拶に続き、清水勇人さいたま市長、日本サッカー協会会長の田嶋幸三氏、日本プロサッカーリーグチェアマンの村井満氏らによる祝辞が述べられた。その後、書道教室の生徒たちが作品名を書道で披露。除幕には高橋はもちろん、地元高校である浦和東高校、浦和学院高校のサッカー部員も参加した。
挨拶に立った高橋は「浦和レッズの本拠地であり、埼玉スタジアム2002の最寄り駅でもある浦和美園駅にこの作品が飾られることをうれしく思う」とコメント。高橋は「日本代表がもっともっと強くなるよう、願いを込めて描いた」と続け、「見ていただいた方の心が少しでも動いて、前向きになればうれしい」と笑顔を見せた。
幅約20メートルのステンドグラスには、「キャプテン翼」のキャラクター99人が登場。高橋が原画・監修を担当し、劇中の名場面などをモチーフにデザインされた。企画・制作は日本交通文化協会が手がけている。