荒川弘原作によるTVアニメ「黄泉のツガイ」のトークイベントが本日3月29日に東京・東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2026」で行われ、ユル役の小野賢章、アサ役の宮本侑芽、デラ役の中村悠一、ガブちゃん役の久野美咲が登壇した。
「黄泉のツガイ」の音楽を手がけるチームが制作した楽曲が流れる中、小野、宮本、中村、久野がステージに現れると、満員の会場から大きな拍手が贈られる。各々の挨拶が終わると、赤を基調に和の雰囲気で統一されたステージの装飾が話題に。次いで衣装の話になると、中村は自身の格好について「祭りの会場で焼酎を飲んでるおっさん」のようだと自虐する。
またキャストたちの横には桜の花が飾られた。これは2月2日に配信された特番で、小野がキャストたちで花見をしたいと発言していたのを聞いたスタッフが置いたものだという。しかし当の小野は自分の発言をまったく覚えていないと苦笑い。少々申し訳なさそうにしながら「この素敵なセットの中で、いろいろとお話していこうと思います」と言い、トークパートへ移行した。
トークパートの最初の話題は、TVアニメ「黄泉のツガイ」の見どころだ。宮本は「どういうツガイたちが出てくるのかは楽しみにしていただきたいです。ツガイによっていろんな色を見せてくれるので、どう動くのかとか、そういうところから観ていただければ」とコメント。中村は作中の時代設定に触れ、「なぜこの時代だったのか。荒川先生が考える理由があるはず」と言い、「荒川先生に聞いてみたい」と話す。
久野は業界の先輩が多く出演していることに触れて「本当に勉強になっています」とコメント。その流れで小野が、先日ガブリエル役およびさまざまなツガイ役を担当することが発表された村瀬歩を話題に出し、「放送後かなり話題になるんじゃないと思います」と言い添える。すると村瀬がアフレコ時にさまざまな挑戦をしていると中村が明かし、宮本が「どこから音を出しているんだろう」と不思議そうに話した。
また、制作担当のボンズによるアニメーションも見どころだと小野が切り出すと、中村は「アニメーターの皆さんはどうやって荒川先生の絵を盗めるんですか。忠実にアニメーションにすることができるだけでもすごい技術」「絵をトレスしたうえで作画監督さんの個性を乗せてくるのがすごい」と賞賛する。次いで宮本も「PVを観たときに感動しましたよね。目とかすごく荒川先生が描く目つきで。目の奥の魂を感じる」と付け加えた。さらに劇伴にも話がおよび、中村は作中で流れる音楽を聴くたびに、「負けないようなお芝居をしなきゃいけない」と気を引き締めているという。
イベント中にはユル、アサ、デラ、ハナ、ガブちゃん、ジンのキャラクタービジュアルが公開され、何かを挟み込むようなガブちゃんの右手の手つきが話題に。ネタバレにつながるため詳細は言及されなかったが、小野は「絶対に流行ると思うんだよね。絶対にSNSとかショート動画でこうやっている人が増えると思う!」と力説する。これを聞いて顔を綻ばせたガブちゃん役の久野は、「1話のアフレコのときに『これ絶対流行るよー!』と言ってたのを覚えてます」と話した。
イベントの最後には小野が挨拶を担当し、「役者もスタッフも『黄泉のツガイ』に懸ける思いがすごく強いです。その思いが来週から放送されるアニメに乗っていると思います。皆さんぜひ楽しんでいただけたら」とコメント。さらに「お読みの方はわかると思いますが、原作は今ものすごい展開になっています。1話を観て『これ続きが気になるな!』という方はぜひ、原作と併せて楽しんでいただけたらなと思います」と呼びかけ、イベントを締め括った。
「黄泉のツガイ」は、日本のある山奥で“夜と昼を別つ双子”として生まれた兄妹・ユルとアサを軸に展開されるバトルファンタジー。いずれ世界を揺るがす力を得るとされるユルたちが、謎めいた存在・ツガイとともに過酷な運命に立ち向かう。4月4日よりTOKYO MX、BS11ほかで放送される。