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「さよならララ」菱川花菜、懐かしさ感じるセル画風の本編映像に言葉を失うほど感動

TVアニメ「さよならララ」のイベントステージが、本日3月28日に東京・東京ビッグサイトで開催されている「AnimeJapan 2026」で行われ、ララ役の菱川花菜、大津茉里役の川石奈奈、ルカ役の村瀬歩と小出卓史監督が登壇した。

「さよならララ」とは

「さよならララ」はキネマシトラスの15周年記念作品として制作されるオリジナルアニメ。禁じられた恋の結果、200年前に泡となって海へ消えてしまった人魚姫・ララが、琵琶湖で蘇ったことから物語が動き出す。本日行われたステージイベントでは、第1話の先行映像が発表された。

地元のスーパーやコンビニ、そういう質感を描きたかった

イベントに登壇したキャスト陣たちは「こんにちララー!」「おはようございまララー!」「お越しくださいましてありがとうございまララ!」と「ララ」にかけた思い思いの挨拶をする。菱川はララを意識したレッドカラーのドレスに身を包んで登場した。その後、3つのキーワードをもとに作品の世界観を紐解くトーク企画が展開される。1つ目のキーワードは「人魚」。「さよならララ」は、童話「人魚姫」をモチーフにしていると菱川が説明すると、小出監督は「オリジナルアニメーションで作品をきれいに作ろうとするとうまくいかないこともあるんです。『人魚姫』は素晴らしい作品ですし、そういうものをアニメにしたかった」と語る。

2つ目のキーワードは物語の舞台となる「滋賀」。滋賀県出身の小出監督は、「ローカルな場所を出したいという欲望はもともとあったんですが、実際にやろうとすると、大自然とか雄大な景色を思い浮かべがちで。でもそうじゃなくて、自分が知っている地元がよかったんです」と明かし、「そのへんにスーパーやコンビニがあって汚れた道路があるような、質感があるのが美しいと思っていて」と滋賀を舞台に選んだ理由を述べた。

そんな滋賀の大津市に住む女子高生ボクサー・大津茉里を演じた川石は、茉里にならってボクシングを始めたと告白。「運動神経があまりよくないのですが(笑)、すごく楽しくやらせていただいています。茉里の気持ちがわかる!」と語ると、村瀬から「ボクシングをするシーンも『もう少し運動神経がいいとうれしい』と音響監督に言われていたよね(笑)」とアフレコ現場でのエピソードを暴露された。

キーワード3つ目は「人魚と人間の関係」。ララが滋賀で出会った、200年前に恋をした王子に似た容姿を持つルカを演じた村瀬は「芸術家肌で自分の好きなものに熱を持っている。200年前の世界にルカと似ている人がいるのかな……?というところで物語が展開していくので、楽しみにしていてもらえたら」と解説する。また村瀬はララが人間と関わるきっかけになった魔女・グレイスについても触れ、「言えることは少ないのですが、ララを人間に変えた魔女です! かなりキーパーソンなのですが、(深見)梨加姉のお芝居が蠱惑的」と力説した。

セル画風の懐かさ感じる本編映像に、菱川花菜が大感動

ステージではメインビジュアル第2弾、第1話先行映像が公開に。パステルカラーを基調としたメインビジュアルのこだわりとして、小出監督は「日常や幸せなひとときを切り取ったようなビジュアルです。ポイントは画が正方形であるところです」と解説。また第1話先行映像では、セル画風でどこか懐かしさを感じる風合いをしたアニメーションのタッチに、菱川は「何もしゃべられないくらい見入っちゃいました……」と感動をあらわにする。特に惹かれたシーンについて問われると「もう毎秒……」と言葉を失う様子も見せた。小出監督はその色合いを出すためには「とにかく時間がかかっているんです」と言い、「複合的な要素を組み合わせて、いい色にするためにはどうしたらいいか心掛けて作っています」と明かした。

イベントの最後では、キャスト陣と小出監督が感謝の言葉と放送に期待を寄せる言葉を伝える。そして「さよララー!」と、これまた「ララ」にかけた挨拶でイベントを締めくくった。「さよならララ」は7月より放送。

TVアニメ「さよならララ」

2026年7月より放送

スタッフ

監督:小出卓史
シリーズ構成:川原杏奈
キャラクターデザイン:谷紫織
音楽:yuma yamaguchi
原作・アニメーション制作:キネマシトラス

キャスト

ララ:菱川花菜
大津茉里:川石奈奈
グレイス:深見梨加
ルカ:村瀬歩

(c)キネマシトラス/「さよならララ」製作委員会