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「ワールド イズ ダンシング」観阿弥役は小西克幸、新PVでキャスト一挙解禁

三原和人原作によるアニメ「ワールド イズ ダンシング」の追加キャスト・スタッフ、ティザーPVが公開された。

室町時代を舞台に、のちに世阿弥と呼ばれる美少年・鬼夜叉を描く「ワールド イズ ダンシング」。追加キャストには観世座の一員で、鬼夜叉の理解者である石也役を土屋神葉、鬼夜叉の友達であるコガネ役を内田真礼が決定した。さらに田楽新座を牽引する若き芸人で鬼夜叉に厳しい視線を向ける増次郎役を朴璐美、観世座の座頭であり、鬼夜叉の父親・観阿弥役を小西克幸、観世座の一員で、小鼓方見習いの少年・十二五郎役を石谷春貴が演じる。土屋、内田、朴、小西からはコメントも寄せられた。

猿楽や田楽、能楽の型付監修として能楽師の津村禮次郎の参加も発表。TOKYO2020パラリンピック開会式演出を手がけた森山開次が振付を担当する。今回の情報解禁に合わせて、原作者の三原和人からお祝いコメントとメインキャラクターを描き下ろしたイラストも到着した。

PVは「舞っても舞わなくても人は死ぬのだ」という夜叉のセリフからスタート。観阿弥をはじめ、キャストが解禁されたキャラクターが次々と登場する。「舞など嫌いなのだ、父上など嫌いなのだ」というセリフも収められており、父・観阿弥と鬼夜叉の関係や、鬼夜叉を取り巻く人々の舞に対する思いが鬼夜叉自身の成長とともに映し出される。

放送情報も解禁。アニメは2026年7月よりTOKYO MX、BS朝日ほかにて放送される。制作を担当するのはCygamesPictures。監督を黒柳トシマサ、主人公・鬼夜叉役を花守ゆみりが務める。

三原和人コメント

原作がアニメというかたちで立ち上がることに、驚きと喜びを感じています。

一度語られた物語が、装いを変えてもう一度語られる。その流れに、どこか能の構造にも似た、不思議な縁を感じました。

連載中から、この物語は一つの決まった答えではなく、数ある可能性の中の一つのかたちだという意識がありました。たまたま、ある人物の、ある瞬間を切り取って自分が描いているに過ぎず、描かれなかった人物や別の選択も確かに存在している。

アニメでは、原作に登場しなかったキャラクターやシーンが描かれます。

原作を読んだことのある方にも、初めて触れる方にも、それぞれ違った入口から楽しんでもらえる作品になるはずです。映像ならではの空間と時間、新たな表現として、この物語が広がっていくことを期待しています。

土屋神葉(石也役)コメント

本作のアフレコ現場は、毎回、とても特別な空間でした。
役者が揃った録音ブースに、監督・脚本家・プロデューサー・音響監督が入り、収録前に「今回の台本にはどのような意図があるのか」「どんなことを表現したいのか」といった想いを丁寧に共有してくださるんです。
その時間を持つことで、役者たちの気持ちも自然と高まり、キャラクターや物語の世界へ、より深く入り込むことができました。
作品づくりへの情熱が、スタッフからキャストへ、そして作品へと伝播していく。そんな愛に溢れた現場だったと感じています。
この作品に携わったキャストは、きっと皆、より深く強く、この作品の世界全てを大好きになっていったのではないでしょうか。
僕もその一人です。
だからこそ、出来得る限り真正面から、全力でお芝居に向き合いました。この熱量が、作品を通して皆さまに届いたら嬉しいです。

内田真礼(コガネ役)コメント

ワールドイズダンシング、アニメ化決定おめでとうございます!!
今回コガネ役を演じさせていただきます、内田真礼です。
アニメの収録が始まった時、すごいものが始まったぞ、、、!と抑えきれない高揚感で胸がいっぱいになったことをよく覚えています。
舞をとりまく人々と青春の時間を過ごす事がとても楽しみです。

朴璐美(増次郎役)コメント

この漫画を読んだとき、胸を鷲掴みにされるような感覚を覚えました。
こんな体験は久しぶりで、思わず震えてしまいました。
どのキャラクターをとっても自分を突きつけられているようで、傷みと恥ずかしさ、そして抗いがたい熱が内側から込み上げてきました。
今も昔も変わらず、クリエイターやアーティスト、芸事に身を置く者たちが抱える性が、これほどまでに剥き出しに描かれている作品に出逢えたことに、感謝です。

小西克幸(観阿弥役)コメント

『ワールド イズ ダンシング』にて観阿弥役の声で参加させて頂きます、小西克幸です。
まさか自分が観阿弥を演じるターンがくるなんて、、、。
本当にありがとうございます。
映像や音楽も含めてどのような表現をされているのか今から楽しみですね!
ワールドイズダンシングの世界を楽しんで下さい!

石谷春貴(十二五郎)コメント

『能』というものに学生時代少しだけ触れてきた自分が十二五郎の声を担当できる、というのはご縁を感じますし、光栄でした。
人に、物事に、そして在り方に対しても、それぞれ受け取り方、感じ方が違います。生きてきた環境、経験によって培われたからこその『良い』があり、変わることもあり、変わらないこともある。そんな中、広義の意味で不変である『能』というもののお話です。
この作品の『良い』を受け取ってもらうために、僕も僕の今の『良い』を全力で注ぎます。
皆様の心に残るものがあればこれ以上はありません。放送をお楽しみに。

溝口侃(アニメーションプロデューサー)コメント

私が大学生の頃の能楽の印象は、伝統芸能という堅苦しく古臭いもので自分にとっては縁遠い世界だと感じていました。しかし、のちに教えを受ける津村禮次郎先生の「能楽は室町時代のコンテンポラリーダンスなんだよ」という言葉に衝撃を受けて自身でも能楽を学ぶことになります。
そして、能楽を介して当時の人々と今の私たちが繋がっているという感動が『ワールド イズ ダンシング』を読んだ時にはっきりと蘇りました。本作では猿楽(のちの能楽)や田楽といった芸能が昔からある古典としてではなく、室町時代の最先端の文化として瑞々しく描かれており、その当時の創作への熱量が現代と変わらないものであることを伝えてくれています。

そこで、そんな室町時代において大衆芸能の最前線だった能楽にまつわるこの物語を、現代においてエンタメの最前線であるアニメで表現したら面白いところに辿り着けるんじゃないかと思い企画を立てました。
この作品が現代を生きる皆さんにはもちろん、願わくば時代を超えて見てもらえる、古典アニメとなってくれたらと思います。

篠田大介(音楽)コメント

室町時代に観阿弥・世阿弥によって大成し、現代においても日本の伝統芸能としてとても重要な無形文化財である「能」。
世阿弥(鬼夜叉)を主人公とし、その「能」を題材とした本作にお声がけ頂いた時、その内容、スケール感にとてもワクワクしました。
日々葛藤しながら芸に励み、成長していく鬼夜叉の姿には、現代に生きる我々にも通ずるものを感じます。

まだ詳細は明かせませんが、音楽もとても重要な役割を担わせて頂いており、随所に聴かせどころを準備しております。
長い年月をかけて監督始めスタッフの皆さんと創り上げてきたこの作品、是非楽しみにして頂ければと思います!

津村禮次郎(型付監修)コメント

猿楽の能が能楽として現代まで生きながらえ引き継がれて来たことは、その時代と一座の頭であった観阿弥、世阿弥親子の働きなくしてはありえない。

そのドラマがアニメーションとして世に出る制作に関わることは能楽師にとっては新たな伝統の一ページでもある。
古典が古典に留まることなく広く親しまれることを望んでいる。

TVアニメ「ワールド イズ ダンシング」

放送情報

TOKYO MX、BS朝日ほか:2026年7月より放送

スタッフ

原作:三原和人『ワールド イズ ダンシング』(講談社モーニングKC刊)
監督:黒柳トシマサ
キャラクターデザイン:佐々木啓悟
シリーズ構成・脚本:川滿佐和子
副監督:淵本宗平
サブキャラクターデザイン:久武伊織
プロップデザイン:おだし
美術設定:緒川マミオ
美術監督:小倉宏昌 / 井上一宏
色彩設計:佐藤直子 / 成毛久美子
3D監督:中野祥典
撮影監督:菊池優太郎
編集:平木大輔
音響監督:長崎行男
音楽:篠田大介
題字:根本知
型付監修:津村禮次郎
振付:森山開次 / 川村美紀子
能楽監修:川口晃平
歴史監修:清水克行
アニメーションプロデューサー:溝口侃
アニメーション制作:CygamesPictures

キャスト

鬼夜叉:花守ゆみり
石也:土屋神葉
コガネ:内田真礼
増次郎:朴璐美
観阿弥:小西克幸
十二五郎:石谷春貴

(c)三原和人・講談社/『ワールド イズ ダンシング』製作委員会