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フジテレビがアニメ枠「+Ultra」新設、10月放送「イングレス」など3作を発表

フジテレビが「ノイタミナ」に続くアニメ枠「+Ultra(プラスウルトラ)」を新設する。

「+Ultra」では「海外にアニメカルチャーを広げたい」というコンセプトのもと、品質の高い世界基準のアニメ作品を、全世界に向けて発信。ムービングロゴは大友克洋がディレクションを担当した。

「+Ultra」の第1弾作品となるのは、2018年10月より放送される「イングレス」。同作では2018年の東京、そして世界を舞台に、人間の精神に干渉する未知の物質「エキゾチック・マター(XM)」を巡る戦いを描く。原作となるのは「Pokemon GO」で知られるナイアンティックが開発・運営を行っている、拡張現実技術を用いたスマートフォン向けオンラインゲーム「Ingress」。監督は櫻木優平、制作はクラフターと、「ソウタイセカイ」「毛虫のボロ」などでタッグを組んできたチームが担当する。

2019年1月からは第2弾としてオリジナルアニメ「revisions リヴィジョンズ」がスタート。渋谷の中心部が300年以上先の未来に転送されてしまう不可思議な現象「渋谷漂流」に巻き込まれた人々を描く「青春(ジュブナイル)“災害(パニック)”群像劇(アンサンブル)」だ。監督は「コードギアス 反逆のルルーシュ」の谷口悟朗。脚本は「PSYCHO-PASS サイコパス」の深見真、キャラクターデザイン原案は「Wake Up, Girls!」の近岡直、アニメーション制作は「永遠の0」の白組が担当する。

さらに2019年4月からはオリジナルアニメ「キャロル&チューズデイ」を放送。同作では「カウボーイビバップ」「サムライチャンプルー」の渡辺信一郎が総監督を務め、NHK連続テレビ小説「カーネーション」や映画「ジョゼと虎と魚たち」の渡辺あやが脚本を、「交響詩篇エウレカセブン」「僕のヒーローアカデミア」のボンズが制作を担当する。キャラクター原案を務めたのは「ツルモク独身寮」のほか、日清食品カップヌードルCM「HUNGRY DAYS」シリーズのキャラクターデザインを手がけたことでも知られる窪之内英策。物語の主軸となる音楽は、「マクロス」シリーズなど数々の大ヒットアニメの音楽を手がけたフライングドッグが担当する。公式サイトでは主人公であるキャロルとチューズデイの歌唱者を決める「全世界ボーカリストオーディション」の募集もスタートした。

テレビアニメ「イングレス」

放送情報

2018年10月よりフジテレビ「+Ultra」枠にて放送

スタッフ

原作:Niantic, Inc.
監督:櫻木優平
制作:クラフター

テレビアニメ「revisions リヴィジョンズ」

放送情報

2019年1月よりフジテレビ「+Ultra」枠にて放送

スタッフ

原作:S・F・S
監督:谷口悟朗
CG監督:平川孝充
シリーズ構成:深見真、橋本太知
キャラクターデザイン原案:近岡直
メカデザイン:新井陽平
CGキャラクターデザイン:白井順
BGコンセプトアーティスト:白田真人
MattePaintディレクター:大西穣
美術・設定:坂本竜
色彩設計:長尾朱美
撮影監督:高橋和彦
編集:齋藤朱里
音響監督:明田川仁
音楽:菊地梓
企画:スロウカーブ
アニメーション制作:白組
製作:リヴィジョンズ製作委員会

テレビアニメ「キャロル&チューズデイ」

放送情報

2019年4月よりフジテレビ「+Ultra」枠にて放送

スタッフ

総監督:渡辺信一郎
脚本:渡辺あや
キャラクター原案:窪之内英策
アニメーション制作:ボンズ
音楽:フライングドッグ

(c)+Ultra (c)『イングレス』製作委員会 (c)リヴィジョンズ製作委員会 (c)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会