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トムス・エンタテインメントがテレコム・アニメーションフィルムを吸収合併

トムス・エンタテインメントが4月1日付でテレコム・アニメーションフィルムを吸収合併し、グループの制作機能を統合すると発表した。

トムス・エンタテインメントは、1964年の「ビッグX」を皮切りに、60年以上にわたりアニメの企画・制作・販売・配給および輸出入を行ってきた。手がけた作品には「名探偵コナン」シリーズや「ルパン三世」シリーズなどがある。テレコム・アニメーションフィルムは、1975年に東京ムービー(現トムス・エンタテインメント)の子会社として設立されたアニメ制作会社。海外に通用するフルアニメーションを描けるアニメーターを養成する目的で創設され、同じく「ルパン三世」シリーズなどを手がけた。

吸収合併は、トムス・エンタテインメントがビジョンに掲げる「アニメSDGsの実現」に向けて行うもの。クリエイティブ機能の拡充および制作基盤のさらなる安定化による制作体制の強化を目的として、組織を再編する。再編では専門性・希少性の高いクリエイターを内製化することで、クリエイティブ機能を確保。また制作工程の集約を通じてさらなるクオリティの追求と、制作効率の最適化を図る。さらにCGIを中心とした技術開発力の強化や、若手アニメーターの育成・キャリア形成支援を充実させる方針も明かした。なおテレコム・アニメーションフィルムの名称は、法人としては用いられなくなるものの、商標・ブランド名として今後も活用される。