日野日出志「怪奇!死肉の男」全編AIにより映画化 脚本はChatGPT、声は田村寛らのAI音声

映画「怪奇!死肉の男」ビジュアル

日野日出志「怪奇!死肉の男」が全編AIで映画化される。同作は4月に完成披露を行い、2026年夏に公開予定だ。

「怪奇!死肉の男」は、1986年に初版が発行されたホラー作品。“生きている死体”の男が自分を受け入れられずさまよい続ける中、出会う人々や組織が彼をどう扱うのかが、哲学的な様相を交えながら描かれる。同作は日野が執筆中に過労で倒れ入院し、幼い子供たちを残して死ぬわけにいかないという思いをぶつけて描いたもの。翻訳出版の際は、ハリウッド映画化の話も出た。

声の出演は、キャストのAI音声を使用する。主演は田村寛。さらに斉木しげる、佐伯日菜子、佐野史郎、伊藤潤二の出演が決定した。長編映画で実在キャストのAI音声が用いられるのは、原作マンガのAI映画化と併せて国内初の試みとなる。また日野の妻をモデルとした女性もAI出演。脚本は原作をもとにChatGPTが執筆し、監督は「カメラを止めるな!」の撮影監督・曽根剛が務める。ビジュアルには月夜の中、座りこむ男の姿が収められた。また劇中の映像を収めた特報もお目見えしている。

映画「怪奇!死肉の男」

2026年夏公開

スタッフ

原作:日野日出志「怪奇!死肉の男」ひばり書房
脚本:ChatGPT
監督:曽根剛
プロデューサー: 寺井広樹
企画・製作:日野プロダクション

キャスト

声の出演(AI音声):田村寛、斉木しげる、佐伯日菜子、佐野史郎、利重剛、伊藤潤二
出演(AIモデル):星野慶子、星野安司、優伶