手塚治虫のアニメ資料集、命日に事前注文開始 原画や絵コンテを800ページに収録
手塚治虫がアニメーションのために描いた原画やラフ、絵コンテなどの資料を集めた「手塚治虫アニメーションアート・アーカイブス」が、玄光社より5月下旬に刊行される。手塚の命日である本日2月9日に、事前注文の受付がスタートした。
手塚はアニメ制作にあたり、イメージボードやラフスケッチ、キャラクターの設定画などを自ら描き、TVシリーズでは絵コンテや原画、作画まで担当することもあった。「手塚治虫アニメーションアート・アーカイブス」に掲載される資料のほとんどは手塚が描いたもので、その多くが書籍初掲載となる。絵の資料に加え、企画書やシノプシス、脚本といった文字資料も収録。また虫プロダクションのアニメーターが描いた、特に価値が高いと思われる資料も収められた。資料はカラー掲載を原則とし、経年変化による変色や修正跡も原画の風合いとして楽しめる。
同書はケース入り2巻セットで、総ページ数800ページの大ボリューム。1巻では日本初の30分枠TVアニメシリーズ「鉄腕アトム」をはじめ、「ジャングル大帝」「リボンの騎士」など、1960年代から1970年代前半のTVアニメ作品にフォーカスし、原画や設定画、絵コンテを掲載した。2巻には1970年代後半から1980年代のTVアニメ作品、長編アニメなどのパイロット版や、実験的作品に関する資料が収録されている。専用ケースと1巻のカバーには「鉄腕アトム」のビジュアルを使用。2巻のカバーには遺作となった「青いブリンク」のカラー原画をデザインした。
通常版に加え、GENKOSHA STOREとSHOSEN ONLINE、東京・書泉グランデと書泉ブックタワー店頭では特典付きの特別版を限定販売する。特典にはGENKOSHA STORE、SHOSEN ONLINEで絵柄の異なるミニ色紙と、アニメ資料のポストカード6種が付属。なおポストカードの1枚の絵柄はシークレットとなっている。
