「原神」Lynnと本多真梨子がコロンビーナ&サンドローネの生朗読、小林千晃の秘話も
ゲーム「原神」のポッドキャスト「原神Podcast テイワット放送局 ナド・クライ通信」の公開収録が、去る1月24日に東京・109シネマズプレミアム新宿で行われた。イベントには鍾離役の前野智昭、ウェンティ役の村瀬歩、コロンビーナ役のLynn、サンドローネ役の本多真梨子、ドゥリン役の小林千晃が出演した。
観客の前で生朗読劇、Lynnと本多真梨子は初の掛け合い
冒頭では朗読劇が行われた。まずは2023年の海灯祭イベントのエピローグより、鍾離とウェンティの会話シーンを生アフレコ。村瀬演じるウェンティが観客に促すように「せーの」というと、観客は「乾杯!」と応えた。続いてドゥリンの伝説任務より、ドゥリンとアンヤのお別れのシーンを朗読し、再び感動を誘う。さらにコロンビーナとサンドローネの「祈月の夜」のワンシーンの掛け合いが始まり、コロンビーナが別れを告げるセリフが演じられると会場にはすすり泣きが響いた。
2021年にスタートした「テイワット放送局」。歴史を重ねてきた同番組だが、公開収録は初めての試みとなった。まず冒頭の朗読劇を振り返ると、Lynnと本多は普段は別々に収録しているキャスト同士での掛け合いは新鮮だと顔を見合わせる。そして前野のタイトルコールに続き、番組おなじみの掛け声「ログイン!」をキャスト・観客が大きな声で響かせ、番組がスタートした。リスナーから寄せられた質問にLynn、本多、小林が答えるコーナーでは、「Luna IV」のネタバレに関する注意喚起が行われる。しかし前野が「Luna IV」をクリアした人に挙手を求めると、ほとんどの観客の手が上がった。
コロンビーナ役の苦労と楽しさ、サンドローネ、ドゥリンの収録秘話も
コロンビーナの演技で意識していることについて、Lynnは落ち着いたトーンの中でもかわいらしく演じたと述べる。旅人と出会って印象が変化したと村瀬に言われると、「最初はただ会話を返しているというか、あんまり気持ちが込もっていない感じだったんですけど。だんだん自分の思いをセリフに乗せてしゃべっていくようになるという意識はしていました」と語った。一方前野は、ゆっくり話す演技の大変さに言及。Lynnは頷いて「息混じりでしゃべるとけっこう喉に負担があったりして」と苦労を回想しつつ、「(コロンビーナは)何もわかっていなさそうで、一番冷静にみんなを見ていたり、人のために行動できる芯の強さを持ってるので、なんて健気で愛おしい子なんだろうって噛み締めながら演じていました」と振り返った。実装の感想を聞かれると「(コロンビーナが)みんなに愛してもらえてうれしいです」と笑顔を見せる。
コロンビーナと同じく2022年に公開のPV「冬夜の戯劇」で初登場したサンドローネ。PV収録時はキャラクター設定資料をもらっていたもののセリフがたった一言で、本多は収録を終えたとき「これで大丈夫なのかな」と思ったことを明かす。また最初はサンドローネを冷酷な女の子だと思っていたが、台本を読み進めるにつれ、いい面が明らかになっていったのだとか。「素直になれない優しさみたいなものが出るといいなと思っていて。できるだけお姉さんになりすぎないようにしています」と話す。「Luna IV」のとあるシーンについては「関係値ができたからこそ、気持ちが動いて、体が動いたんだろうな」とサンドローネに思いを巡らせた。また最近「原神」のプレイ配信をしている本多の初々しい旅人ぶりについて、リスナーから微笑ましいとコメントが寄せられる一幕もあった。
「Luna II」より本格的に活躍した小林演じるドゥリン。2024年のシムランカのイベントで登場した小さな竜の姿のドゥリンのボイスを久川綾が担当していたこともあり、小林は役作りについて「久川さんの演技と、魔龍、人間の姿になったドゥリンの要素、どこまでのパーセンテージで作っていくのかは、めちゃくちゃ試行錯誤しましたね」と語る。収録前にはテストで2日もスタジオに入ったのだとか。意識していることを尋ねられると、まだドゥリンが世界について学んでいる最中であることに触れ「子供が成長していくときに、お母さんの後ろにすぐ隠れちゃう、でも家の中では自由奔放だったりという、バランスを意識した」とコメントした。さらにシナリオを読み進め「手に入れたものをもう一度失うっていう怖さを知ったんだな」と気づき、演技に落とし込んでいったのだそう。また前野に、モードごとに演技の印象が異なると言われると、ギャップをつけてほしいとディレクションされたことを明かし、自身の声質や演技の幅から「僕をキャスティングした意味なのかな」と想像していた。
杉田智和&関俊彦からのサプライズメッセージ
ここでサプライズで、音声メッセージが流される。ファルカ役・杉田智和は、役どころの魅力を「余裕を持って人と接することによって、接する相手も余裕を持つことができる」ところだと述べる。その余裕を演出するために、関わるキャラクターについて知るためいろいろと想像したそう。フリンズに関する想像を「『富士そば行こうぜ』って言ったら付き合ってくれるのかな」と話すと、笑いが起こった。そして「大団長がそこにいるという安心感、余裕を、皆様が心のどこかに常に持ち続けられるよう、強く、優しくあろうと思います」と締めくくった。続いて「博士」ドットーレ役の関俊彦の音声が流れ、観客がどよめく。関俊彦は「ミステリアスな印象を持ってもらえるように、できるだけ感情を排除するように演じてみました」と収録を振り返った。またさまざまな年齢の「博士」の演技については「さすがに難しかったですね」と吐露。また「博士」について「性格と行動に大変問題のあるキャラクターで……」と話して笑いを誘いつつ、本気で「博士」を嫌う人がいると触れつつ「役者冥和に尽きる」と明るい声色を響かせた。
終盤の挨拶では、小林が「本当に素晴らしいストーリーになっていると思います」とゲームをアピールし、続く本多は、お気に入りのセリフ「実に滑稽ね」を披露。ゆっくりと話し出したLynnは、「コロンビーナ・ハイポセレニアというキャラクターに出会えて、つくづく私は幸せものだなと噛み締めておりました」と思いを伝えた。村瀬が観客に「楽しんでいただけましたか?」と呼びかけると、大きな拍手が巻き起こる。最後に前野が「皆さんのこれからの『原神』ライフが希望に満ちあふれたものでありますように」と客席を見渡し、「堅如盤石!」を唱えてイベントを締めくくった。なお、本イベントの模様は2月10日に原神公式YouTubeなどで配信を予定している。
