アニメ「プリキュア」シリーズの最新作「名探偵プリキュア!」のオンライン記者会見が去る1月24日に開催され、キュアアンサー/明智あんな役の千賀光莉、キュアミスティック/小林みくる役の本渡楓、キュアアルカナ・シャドウ/森亜るるか役の東山奈央が登壇。スペシャル応援ゲスト・コットンの西村真二がMCを務める中、作品について語った。
憧れのプリキュアになれると涙を流した千賀光莉
キュアアンサー、キュアミスティック、キュアアルカナ・シャドウと登壇したキャスト3人は、それぞれが演じるプリキュアと並んで挨拶。口上に合わせてプリキュアたちがポーズを取るなど、息の合った連携プレーを見せる。続いて、ABCテレビのアニメーションプロデューサーに扮したコットンのきょんが、小ボケも交えながら自己紹介。キャストの誰よりも目立とうとするきょんに西村からツッコミが入りつつ、会見は和やかに進行していく。
質問コーナーで、プリキュアを演じることが決まったときの心境を聞かれた千賀は「感動で涙があふれ出しました」と一言。声優の仕事をずっと応援してくれている家族に伝えた際に「母は涙を流して喜んでくれました」と明かし、「父には電話で伝えました。通話中は軽いリアクションだったんですが、電話を切って母と2人になった後には『光莉がプリキュア役になったのかあ……』って、しみじみしながらずっと話してくれていたそうです」と、うれしそうに家族とのエピソードを話す。また「ふたりはプリキュア Max Heart」に登場する、自分と名前が同じキャラクター・九条ひかりの真似をするなど、幼い頃からシリーズを視聴していたと語り、憧れの存在になれることに深く感動していると感慨深そうな顔を見せた。
本渡楓と東山奈央が演じるプリキュアの注目ポイント
千賀と同じ質問を受けた本渡は「正直いまだに実感がなくて……『本当はこれは夢なんじゃないの?』なんて気持ちです」と率直な思いを吐露。すでに第1話以降のアフレコが進んでいる現在も、未だに夢見心地だという。
そんな本渡は「考えて考えて考えた後に行動するタイプ」と自身の性格を分析。それゆえに“直感よりも考えて答えを出すタイプ”であるキュアミスティック/みくるの気持ちがよくわかると言い、「ずっと憧れだった名探偵プリキュアになれたことがみくるのパワーにつながっています。いろんな表情を見せてくれる子なので、表情の1つひとつまで観てもらえたら」とアピールした。さらに、みくるのさまざまな表情を引き出すため、アフレコ時にいろいろな方向性の演技にチャレンジ中なのだとか。その結果「『ディレクターさんにもう少しかわいくできますか?』と言われちゃった(笑)」と告白。試行錯誤しながら、みくるの魅力を引き出すために努力しているという。
かつて「Go!プリンセスプリキュア」で妖精・パフ役を務めた東山は、「プリキュア役としてシリーズに帰ってこれて本当にうれしいです!」とコメント。自身が演じるキュアアルカナ・シャドウについて「なぜプリキュアなのに敵側にいるのか? 歴代のプリキュアの中でも珍しいタイプですよね」と自ら切り出す。件のキュアアルカナ・シャドウは、プリキュアであるにもかかわらず、なぜか名探偵プリキュアの前に立ちはだかる「怪盗団ファントム」としても活動しているミステリアスな少女だ。いまだ素性がわからない正体不明のプリキュア・キュアエクレールとともに、同作の大きな謎として話題になっている。東山は「プリキュアなのに敵でもある。いったい何を考えているのか? そこにも注目して観てほしいですね」と語った。
プリキュアたちによる推理パートも
作中に登場する不思議な力が込められた宝石で、大切なものに宿るとされる“マコトジュエル”にちなみ、千賀が大切にしているという第1話の台本がお披露目される。緊張のあまり第1話の収録前に転んでしまったと千賀が打ち明け、台本の表紙にデザインされた「名探偵プリキュア!」のキービジュアルにも考察できる要素がたくさんあると本渡が言及するなど、和気あいあいとした雰囲気で会見が進行する中、千賀の台本がいつの間にか失くなるというハプニングが発生する。
そのショックで千賀が会見場を離れ、本渡と東山がそれを追ってカメラの前から姿を消すと、サプライズ的にプリキュアたちによる推理パートがスタート。キャスト3人の声に合わせてプリキュアたちが推理を始める。すると会見の冒頭から少々怪しい言動を見せていたきょんが犯人だと判明し、キュアアンサーとキュアミスティックに退治される寸劇が繰り広げられた。
きょん「38歳にしてプリキュアに倒される人生になるとは」
その後、再び会見場に登壇者が勢揃い。本物のABCテレビアニメーションプロデューサー・多田香奈子氏がMCを引き継いで会見が仕切り直されると、寸劇の主役を担ったきょんが「まさか38歳にしてプリキュアに倒される人生になるとは。いい経験をさせていただきました」と笑顔になる。
次いで「名探偵プリキュア!」の魅力を問われると、「何が嘘か本当かわからない現代社会の状況を『プリキュア』に落とし込んで、子供たちに伝えようとする試みがめちゃくちゃすごい」と力説した。これに相方の西村が「キャラクターたちの発言がすごくポジティブで。勇気がもらえるというか、自分の人生と照らし合わせて観れますね」と補足。さらに「舞台が1999年なので、出てくるアイテムに懐かしさも感じましたね。そういう舞台設定でも楽しめる」と付け加えた。
これまでにない要素とプリキュアらしさを兼ね備えた「名探偵プリキュア!」
最後にはキャスト3人が放送に向けて作品をアピール。東山は「タイムスリップ、謎解き、ミステリーとこれまでにない要素が盛りだくさんでありつつ、かわいく明るく楽しい“プリキュアらしさ”もいっぱい詰まっている作品です」と魅力を紹介し、本渡は「『名探偵プリキュア!』が小さなお子さんやそのご家族の方にとって、人生の大切なピースになれたら」と思いを打ち明ける。
そして千賀が「物語の中でプリキュアたちは悩みながら、たくさんの謎に立ち向かっていきます。皆さんも今回はどんな謎が出てくるのかなと考えながら、ご家族で観ていただければと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。今日はありがとうございました!」とコメントし、会見を締めくくった。
「名探偵プリキュア!」のあらすじ
「名探偵プリキュア!」は、アニメ「プリキュア」シリーズの第23弾。「自分で見て、感じて、考えて、“本当”の答えを出す」をテーマに、キュアアンサー、キュアミスティックら“名探偵プリキュア”が活躍する姿を描く。初回はABCテレビ・テレビ朝日系列全国ネットにて、2月1日8時30分に放送開始。BSS山陰放送では2月8日6時15分よりオンエアされる。
TVアニメ「名探偵プリキュア!」
放送情報
ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネット:2026年2月1日(日)8:30スタート
BSS山陰放送:2026年2月8日(日)6:15スタート
スタッフ
シリーズディレクター:川崎弘二
シリーズ構成:村山功
キャラクターデザイン:矢野茜
美術デザイン:今井美紀
チーフ美術:濱野英次
色彩設計:竹澤聡
撮影監督:安西良行
音楽:深澤恵梨香、馬瀬みさき
キャスト
キュアアンサー/明智あんな:千賀光莉
キュアミスティック/小林みくる:本渡楓
キュアアルカナ・シャドウ/森亜るるか:東山奈央
ポチタン:加藤英美里
マシュタン:羊宮妃那
ジェット先輩:梶裕貴
(c)ABC-A・東映アニメーション