諸星大二郎の画業55周年に合わせて、「諸星大二郎短編集成」全12巻が1月30日から順次刊行される。岩明均、庵野秀明監督から同書についてコメントが寄せられた。
諸星の短編に焦点を当てた「諸星大二郎短編集成」。同作は単行本未収録の作品を含め、さまざまな短編が原稿からの高精度リマスターでほぼ発表順で収められた初の集成だ。カラーページと扉絵デザインは概ね発表当時を再現して収録されている。またカバー、扉、カットは描き下ろしイラストを使用。そして巻末には諸星が書き下ろした各作品の解説が掲載される。
1月30日の第1回配本は初期の中編「失楽園」「マンハッタンの黒船」ほか11作を収録した「第2集 猫パニック」。以降2027年11月に発売予定の「第1集 生物都市」まで、隔月で刊行される。
なお、「諸星大二郎短編集成」の発売を記念して、本日1月23日発売のビッグコミック3号(小学館)には、諸星の新作読切「右舷の窓」を掲載。原案はつげ義春が1965年に貸本マンガ「鉄人 3」に発表した初期のSF作品で、今回、諸星がリメイクした。
岩明均コメント
私では到底追いつけない、発想力と創造力。やはり天才だと思う。
庵野秀明コメント
掲載時に読んだ『生物都市』のファーストインパクト。連載時に読んだ『妖怪ハンター』によるセカンドインパクト。その後の『暗黒神話』『孔子暗黒伝』から続く数々のインパクト。とにかく凄いです。
是非、御一読を。
「諸星大二郎短編集成」ラインナップ(配本順)
「第2集 猫パニック」
「第3集 地下鉄を降りて」
「第4集 砂の巨人」
「第5集 流砂」
「第6集 影の街」
「第7集 塔に飛ぶ鳥」
「第8集 Gの日記」
「第9集 風が吹くとき」
「第10集 シンデレラの靴」
「第11集 影人」
「第12集 月童(ユエトン)」
「第1集 生物都市」