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「デッドアカウント」ファイルーズあい、霞流括のピアスホールの魅力を力説

渡辺静原作によるTVアニメ「デッドアカウント」の先行上映会が去る12月20日に東京・ユナイテッドシネマ アクアシティお台場で開催された。イベントでは第1・2話の上映後、縁城蒼吏(えにしろそうじ)役の岡本信彦、霞流括(かすばたくくる)役の内山昂輝、漆栖川希詠(うるすがわきよみ)役のファイルーズあいが登壇しトークを繰り広げた。

マンガ単行本のPVから続投する形でアニメに出演する岡本、内山、ファイルーズ。まずは作品の第一印象を聞かれ、岡本は「新しい切り口の能力バトルだなと思いました。自分は何系なんだろうとか考えたくなる物語ですし、個性豊かなキャラクターが揃っている」と、“炎上系”配信者の縁城が“鬼火”の電能を持つといった設定のユニークさに言及。ファイルーズも「なんて面白い、前衛的な設定なんだと感動しましたし、SNSを使っていない人がほぼいない中で、自分だったらどんな能力なんだろうと想像を掻き立てられるところに惹かれました」と同意する。内山はこの日上映された第1・2話を振り返り「どちらもお見せしないと『デッドアカウント』らしさを伝えきれないなと。1話だけだとシリアスな印象ですが、2話ではギャグパートもお見せできた」と作品の幅をアピールした。

岡本演じる縁城は、妹の治療費を稼ぐために炎上系配信者“煽りんご”をやっているというキャラクター。岡本は「1話は煽りんごの成分も強めに出してほしいというディレクションがあったんですが、1話後半から2話を観てもらえるとわかるように、ピュアでかわいい子なんです。煽りんごとしての活動は本当によくないですが、お金を稼ぐためには彼にはそれしか方法がなかったということで、どうか許してあげてください」と紹介する。霞流は優等生風の見た目に反して「クソが!」という口癖が印象的だが、内山は「原作PVの段階からそこを強く強くと演出していただいたんです。クールキャラの印象があったんですが、原作PVでもアニメでも、熱くなるところはもっともっと熱量を込めて強く言ってほしい、というディレクションが多かったので、演技プランを変更しました」と振り返った。ファイルーズ演じる希詠は、とあるバンドマンをネットストーカーしている“粘着系女子”。「サバサバしてそうな見た目ですが、めちゃめちゃ粘着質で……粘り強い!ところが魅力です」とフォロー。また希詠の好物が芋けんぴであることから、自身も芋けんぴにハマっていることを明かした。

第1・2話の印象的なシーンを振り返るコーナーでは、ファイルーズが霞流の魅力を力説する場面も。スクリーンに映された場面を指しながら「このカットに霞流の推しポイントがあります!」とヒントを出すと、岡本が「わかったかも。ピアス穴?」と見事正解。内山が「そこに萌える……?」と怪訝な顔をすると、ファイルーズは「当たり前じゃないですか! ピアスホールが空いているってことは『本当に優等生なの?』っていう。この2つの点が過去を感じさせるんです」と笑顔で語った。内山も今後の見どころとして霞流の背景に触れ、「新事実も明らかになっていきますので、その秘密も追いかけていただけたら」とアピールした。

TVアニメ「デッドアカウント」

放送情報

テレビ朝日系全国24局ネット:2026年1月10日(土)より毎週土曜日23:30~

配信情報

Lemino、U-NEXT、アニメタイムズ、アニメ放題:2026年1月10日(土)より毎週土曜24:00~
ABEMA、Amazon Prime Video、AnimeFesta、DMM TV、d アニメストア、FOD、Hulu、J:COM
STREAM、milplus、music.jp、Pontaパス、TELASA、TVer、カンテレドーガ、ディズニープラス、ニコニコ生放送、ニコニコチャンネル、バンダイチャンネル、ビデオマーケット、ふらっと動画:2026年1月13日(火)より毎週火曜24:00以降順次

スタッフ

原作:渡辺静『デッドアカウント』(講談社「マガジンポケット」連載)
監督:齊藤啓也
シリーズ構成:広田光毅
美術監督:藤井星夏・山根左帆(草薙)
撮影監督:芹澤陽香(旭プロダクション)
色彩設計:阿野栄太郎
編集:上野勇輔(柳編集室)
音響監督:納谷僚介
音楽:井内啓二
音楽制作:日本コロムビア
アニメーション制作:Synergy SP

キャスト

縁城蒼吏:岡本信彦
霞流括:内山昂輝
漆栖川希詠:ファイルーズあい
羽住蓮理:花江夏樹
灰島ひより:Machico
柄本成彦:鈴木崚汰
痣木宵丸:佐藤拓也
鋭義泥:今井文也
輪狩実:佐藤元
草場恵流:内田真礼
大和田一狐:熊谷健太郎
滑川霧 :宮﨑雅也
亜科伴:福山潤

(c)渡辺静・講談社/「デッドアカウント」製作委員会