稲垣理一郎原作によるBoichi「Dr.STONE」のステージイベントが、本日12月21日に千葉・幕張メッセで開催されている「ジャンプフェスタ2026」で行われた。イベントにはアニメで石神千空役を務める小林裕介をはじめ、あさぎりゲン役の河西健吾、七海龍水役の鈴木崚汰、クロム役の佐藤元、スイカ役の高橋花林、Dr.ゼノ役の野島健児が登壇した。
イベントは千空が観客の期待を煽るセリフからスタート。小林、河西、佐藤はそれぞれが演じるキャラクターのセリフを用いて、観客とのコール&レスポンスを楽しむ。鈴木は龍水にならい指パッチンを再現し、会場を沸かせた。キャストが6人揃ってのイベントはこれが初めて。野島、高橋は初めてのジャンプフェスタということで、緊張しつつも喜ぶ様子を見せた。
続いて、11月に解禁されたアニメ第3クールのティザーPVが上映される。キャスト陣もそのカッコよさに興奮。そしてこのPVをさらに“パワーアップ”させて、新たなPVを解禁するためのロードマップがスクリーンに映し出される。そこには、原画ライブ、シャボン玉、「Dr.STONEジェスチャー」、声援&拍手と書かれており、キャスト陣はこれらを順にこなしていくことに。
まず始まったのは原画ライブ。会場と配信を盛り上げることをクリア条件に、ステージからは大量のシャボン玉が放たれるスペシャルな演出で原画ライブが行われていく。キャスト陣は千空たちが船の上でシャボン玉をするシーンやスイカが千空の石化を解除するシーンなどを熱演。終了後は会場から大きな拍手が送られ、キャストたちは互いに演じてみての感想を興奮気味に語り合った。
続いて「Dr.STONEジェスチャー」のコーナーへ。スクリーンに表示される原作のコマを身振り手振りで表現し、60秒以内に3問以上正解すれば成功だと伝えられると、キャストたちはクリアできるか不安な様子を見せる。しかし正解できなくても、盛り上がればOKだと知り、観客や配信視聴者に応援を呼びかけた。ジェスチャーを担当するのは佐藤、高橋、小林の3人。トップバッターを担当する佐藤は緊張する様子を見せる。第1問は「紙飛行機を飛ばす千空」。佐藤は千空の髪型を手で表現し、紙飛行機を作って飛ばすジェスチャーをする。するとすかさず高橋が正解を言い当てる。続く第2問は「魚を獲る(釣る)龍水」。ジェスチャーにチャレンジした高橋は、まずは龍水の決めポーズをすることでキャラクターを伝え、続いて釣りをする様子を表現し、見事正解へと導いた。第3問では「ガラスを吹くクロム」に小林が挑む。まずははちまきを表現し、やや苦戦しながらもガラスを吹く棒やガラスの膨らみなどを表すと、ここも高橋が立て続けに正解。最後は「コーラを飲むゲン」を佐藤が演じ、これもまた高橋が即座に回答することで計4問が正解となり、ロードマップをクリアした。
そうして無事ロードマップを終え、会場では「Dr.STONE SCIENCE FUTURE」第3クールのティザーPV「新キャラクターSAI登場Ver」を上映。新キャラクター・SAI(サイ)のビジュアルも明らかになった。最後にBoichi、稲垣からの手紙を、それぞれ河西、小林が代読。Boichiは「第3クールの原作エピソードの連載時は、私のすべての知識と技術と愛情を嵐のように注ぎ込んで作りました」「アニメも今までを超えてさらに素晴らしいものになることでしょう」と第3クールへの期待を綴る。稲垣は「全てが明かされるクライマックス!あのキャラもあのキャラも加わるし、超楽しみです!」と伝え、また「僕も今たぶんこの会場で応援しています」とジャンプフェスタの会場に来ていることを示唆。キャスト陣はどこかにいる稲垣に向けて呼びかけ、手を振った。