「マリッジトキシン」石谷春貴が編集部から“隻蛇の面”を継承「身が引き締まります」

ジャンプフェスタ2026」にて行われた「マリッジトキシン」のステージイベントの登壇者

静脈原作による依田瑞稀「マリッジトキシン」のステージイベントが、千葉・幕張メッセで開催されている「ジャンプフェスタ2026」にて本日12月20日に行われた。

「マリッジトキシン」は、殺し屋と結婚詐欺師の異色バディが、“婚活”というハードなミッションに挑むさまをコミカルに描くバトルアクション。TVアニメは2026年4月から毎週火曜23時より放送されることが決まっている。ステージにはアニメにて下呂ヒカル役を演じる石谷春貴、城崎メイ役を演じる若山詩音、監督を務める堀元宣、さらに原作者の静脈が登壇した。

お気に入りのキャラクターを聞かれた場面では、堀監督が「魅力的なキャラクターが多すぎて、1人に絞ることが難しいですが、あえて絞るなら下呂くんです」と回答する。また花巻トシキのいでたちで登場した静脈は“ジュリアJr.”を持って登壇。これが花巻トシキを演じる祐仙勇が手作りしたということが明かされ、そのクオリティに一同が盛り上がりをみせていた。

続けて初めてアニメ化の話を聞いたときのことについて静脈は「信じられませんでした」と素直な気持ちを話し、「アフレコに参加させていただいていても本当に!?とまだ思っています」といまだに信じられていないという驚きと喜びを伝える。石谷には役が決まったときの感想について質問が飛ぶ。石谷は「原作を1話から読んでいたので、オーディション合格を聞いたときは静脈先生と同じように本当に?と思っていましたし、すごくうれしかったです」と当時の心境を告白。若山は「オーディションから合格のご連絡をいただくまでの間に作品への愛が大きくなりすぎたので飛び跳ねるくらいうれしい気持ちと、受かってよかったーという気持ちでいっぱいでした」と作品愛溢れる言葉を並べた。さらに絵コンテや原画を堀監督の説明とともに公開。監督がこだわったポイントなどが丁寧に語られた。

続けて「マリッジトキシン」をより深掘りするコーナー「教えて!静脈先生、依田先生!マリッジトキシン質問箱!」へ。石谷、若山、堀監督からの「マリッジトキシン」にまつわるディープな質問に、静脈、依田がそれぞれに興味深い回答を返していく。貴重な制作秘話で会場のテンションも上がる中、「マリッジトキシン」の歴代編集部員に脈々と受け継がれているというアイテム、下呂ヒカルのガスマスク「隻蛇の面(せきじゃのめん)」が石谷に継承される場面も。石谷は「代々引き継がれた『隻蛇の面』を、受け継ぐということでとても身が引き締まります。がんばります!!」とアニメ放送に向けて改めて気合を入れ直していた。

TVアニメ「マリッジトキシン」

カンテレ・フジテレビ系:2026年4月より毎週火曜23:00~

スタッフ

原作:「マリッジトキシン」 静脈・依田瑞稀 (集英社「少年ジャンプ+」連載)
監督:堀 元宣
シリーズ構成・脚本:うえのきみこ
キャラクターデザイン・総作画監督:徳岡紘平
サブキャラクターデザイン:迫由里香
衣装デザイン:琴乃
プロップデザイン:永木歩実、ヒラタリョウ
美術デザイン:天田俊貴
美術:美峰
色彩設計:梅崎ひろこ
撮影監督:神林剛
3DCG:サンジゲン
CGディレクター:永嶋大輝
編集:坂本久美子
音響監督:山田 陽
音響効果:三井友和
音楽:岩崎太整、yuma yamaguchi
プロダクション・スーパーバイズ:ボンズ
アニメーション制作:ボンズフィルム
製作:マリッジトキシン製作委員会

キャスト

下呂ヒカル:石谷春貴
城崎メイ:若山詩音
姫川杏子:永瀬アンナ
潮雫:伊瀬茉莉也
嬉野シオリ:結川あさき
鳴子弦弥:斉藤壮馬
嵐山キミ恵:白浜灯奈乃
中川桃壱:土屋神葉
下呂アカリ:白石晴香
花巻トシキ:祐仙勇