葦原大介「ワールドトリガー」のステージイベントが、本日12月20日に千葉・幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2026」で行われた。イベントには空閑遊真役の村中知、三雲修役の梶裕貴、雨取千佳役の田村奈央、迅悠一役の中村悠一、レプリカ役の田中秀幸が登壇した。
イベントは「トリガーオン!」の掛け声とともに、キャラクターの紹介画像が次々とスクリーンに映し出されスタート。キャスト陣はそれぞれ自己紹介し、久々の「ワールドトリガー」イベントに心躍らせる様子を見せる。さらに原作の第1話から「ボーダー入隊編」「近界民(ネイバー)大規模侵攻編」「B級ランク戦 開始編」までを完全新作アニメ化するプロジェクト“REBOOTプロジェクト”のティザームービーが公開。約10年前に放送されたアニメ1stシーズンのボイスが使用されていることもあり、村中らは当時の収録を懐かしんでトークをした。
続いて“REBOOT”されたらどうなるのか、各キャストが気になっている原作シーンを紹介していく。田中はレプリカが真っ二つにされてしまったシーンを挙げ、レプリカにとって最大にして最後の見せ場であったと、リブート版に期待を寄せる。中村は迅の当初の戦闘シーンが、最新技術でどのように表現されるのか興味を示す。村中は遊真が自動車に轢かれるも起き上がったり、不良に一蹴りかましたりするシーン、田村は千佳の「今度こそ友達はわたしが助ける!!」をはじめとするシーン、梶は修の「トリガーオン」「トリガーオフ」などのセリフのシーンを挙げ、期待に胸を膨らませる様子を見せた。また声優の芝居も、リブートしていかないといけないと気を引き締める様子も見られた。
話題は現在発売中の「ワールドトリガー」単行本29巻で描かれた、“20歳組”の大学学部予想にシフトする。“20歳組”の読み方が「にじゅっさいぐみ」なのか「はたちぐみ」なのか疑問を抱くキャスト陣に対し、葦原からは「どっちでもOK」といったコメントが到着した。そしてキャスト陣は20歳組のキャラクターたちの印象を和気あいあいと語り合った。
閉幕に際し村中らは、リブート版への期待を煽ったり、再び彼らを演じることへの意気込みを語ったりし、ファンに感謝のメッセージを送る。そして最後は「トリガーオン!」のコール&レスポンスで締めくくられた。