許斐剛「新テニスの王子様」のステージイベントが、千葉・幕張メッセで開催されている「ジャンプフェスタ2026」にて本日12月20日に行われ、アニメで越前リョーマ役を演じる皆川純子、跡部景吾役を演じる諏訪部順一、越前リョーガ役の宮野真守、徳川カズヤ役の小野大輔が各国のジャージを羽織って登壇した。
冒頭では4人が順に生アフレコを披露。跡部とU-17W杯スペイン代表ロミオ・フェルナンデスの試合では、諏訪部演じる跡部の「絶対零度の世界(アブソリュートゼロ)」のセリフがステージ演出も相まり華麗に決まる。続いて徳川カズヤとU-17W杯スペイン代表の主将であるアントニオ・ダ・メダノレの試合を小野が熱演。皆川と宮野は父親を案ずるリョーマとリョーガのやり取りをしんみりとやりきった。
続いてアニメ新作「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP 決勝メンバー決定戦」の最新映像を上映。リョーマと不二周助の過去の試合シーンも使われた映像に、キャストから思わず「やばい!」の声が漏れる。決勝メンバー決定戦の中から気になる対戦カードを紹介する場面では、諏訪部、小野、皆川が自身の演じるキャラクターの試合をピックアップ。小野は「徳川カズヤVS真田弦一郎」をあげ、真田役の楠大典に長くお世話になっていることから、感慨深い収録だったと明かす。続く諏訪部は「跡部景吾VS忍足侑士」と氷帝学園のチームメイト同士に「エモい」と漏らし、注目してほしいと観客に語りかけた。皆川が挙げたのは「越前リョーマVS千石清純」。「テニスの王子様」の初期から登場する千石との対戦を「エモい」と表現し、懐かさも感じる収録であったことを伝えた。
イベントの終盤には許斐からのメッセージを皆川が読み上げる。「テニスの王子様」シリーズのグランドフィナーレが近いとしながらも、「来年はさらなるサプライズを」とファンの楽しみをたくさん用意していることを宣言。と言いつつも早速サプライズとして小野の歌声とともに、徳川とメダノレの激闘を振り返る「徳川カズヤ スペシャルVTR『義の絆』」を上映。激闘が蘇る映像が終わると会場から大歓声が沸き起こった。
VTRを観た皆川は小野が「テニスの王子様」に出たいとオーディションを受けていたことをかつて聞いていたと明かし、今こうして徳川役となった小野と一緒にステージに立てていることを喜ぶ。そして最後はおなじみの登壇者全員で歌う「Love Festival」で、熱狂のままステージを締めくくった。