「怪獣8号」福西勝也が選ぶ対象的なセリフの名場面 内山昂輝から鳴海への誕プレは

「ジャンプフェスタ2026」内で行われた「怪獣8号」のステージイベントより。左から福西勝也、加藤渉、河西健吾、内山昂輝 (c)SHUEISHA Inc. All rights reserved.

松本直也「怪獣8号」のステージイベントが、本日12月20日より千葉・幕張メッセで開催されている「ジャンプフェスタ2026」内で行われ、日比野カフカ役の福西勝也、市川レノ役の加藤渉、保科宗四郎役の河西健吾、鳴海弦役の内山昂輝が登壇した。

最初のコーナーでは「我々防衛隊員が選ぶ!あの名シーンをもう一度!」と題し、4人がアニメ第2期で印象に残ったシーンについて語る。河西は第22話に触れ、第1期で死闘を繰り広げていた保科と怪獣10号が共闘するシーンに胸を熱くさせたことを明かした。

また加藤は第21話より、屋上でカフカとミナが会話をするシーンをピックアップ。加藤は原作でも好きだったこのシーンのアフレコを見学していたと言い、ミナ役の瀬戸麻沙美による芝居に感銘を受けたと語った。実際にかけ合いを演じた福西は感謝を述べながら、自身にとっても印象深かった収録であることを振り返った。

内山は第18話で鳴海率いる第1部隊が第3部隊と相対する中、鳴海が保科に熱い言葉をぶつけるも、保科に相手にされなかった場面を選ぶ。鳴海のもとに第1部隊の隊員たちが駆け寄る様子に、コメディシーンでありながらも、第1部隊の結束力を感じたと説明する。

最後に福西は第2期を締める、第23話のクライマックスのシーンをセレクト。同シーンの「日比野カフカ、いや、怪獣8号、出ます!」というセリフについて、第1期の最終話のセリフ「俺は怪獣8号じゃない、日比野カフカだ」と対照的であることに言及し、演じていても心を揺り動かされたシーンであると振り返った。

さらにイベント内では、12月28日に誕生日を迎える鳴海に向けた企画「鳴海への誕生日プレゼント選手権」を展開。それぞれが鳴海に何を誕生日プレゼントとして贈りたいかを発表した。加藤は鳴海が“インナーカラーで髪を染めている説”を唱え、ピンクのカラーシャンプーを選出。福西はゲーム好きであり自己顕示欲の高い鳴海に対し、仮想世界でも無双してもらおうとVRゴーグルのプレゼントを提案。そんな中、河西は目を酷使しているであろう鳴海には目薬を贈りたいと語る。

最後の内山は贈りたいプレゼントとして「デジタルデトックス」と回答し、キャスト陣からは「どうやって?(笑)」と問いかけられる。ゲームが好きでエゴサーチも頻繁にする鳴海は恐らくデジタル世界に疲れているであろうと想像し、デジタル機器から離れる時間として、温泉旅行などをプレゼントしたいと説明した。会場の拍手の大きさで判定を決めることになるが、結果は「目薬」と「デジタルデトックス」で割れる形に。その反応を受けて、鳴海役である内山に決定権が委ねられ、自身でも何をあげるかは不明瞭ではあるとこぼしながらも、内山は「デジタルデトックス」をプレゼントすることに決めた。

そのほかステージでは、ショートアニメ「鳴海の平日」やアニメ「怪獣8号」の完結編の製作が発表。ゲーム情報に加え、松本からのメッセージもファンに向けて届けられた。最後には福西による「怪獣のお出ましだ! 日本防衛隊、出動!」に合わせて、観客が「了!」と応え、イベントは締めくくられた。