石田敦子の新作「ヒーローめし」1巻が集英社、「ざせつ男とまんが少女」が少年画報社から本日2月28日に同時発売された。
「ヒーローめし」は、男手ひとつで自分たちを育ててくれたアニメ監督の父を亡くした大学生の涼太と、小学生の誠也の生活を料理を軸に描くグルメもの。父の死にショックを受け、引きこもるようになってしまったアニメ好きの誠也を元気づけるため、涼太はアニメや特撮に登場する名物料理を再現しようとする。1巻には「ルパン三世 カリオストロの城」のミートボールスパゲティや、「キテレツ大百科」のコロッケなどにまつわるエピソードが収められた。本作はグランドジャンプPREMIUM(集英社)にて連載されている。
一方「ざせつ男とまんが少女」はマンガ家を目指す高校生3年生のあかりと、教師の小中が織りなす広島を舞台にした青春ストーリー。生徒たちの夢に対し「現実を見ろ」と諭すことからクラッシャーと呼ばれていた小中は、授業中に絵を描いていたあかりに対しても厳しく指導する。そんな中、あかりは小中が過去に東京でアニメーターとして働き、挫折したことから広島に戻ってきたと知り……。本作はヤングキングアワーズ(少年画報社)にて発表された。