「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」の本予告と、新キャスト情報が公開された。
本予告の序盤には、すべての“時間”が集まる異世界“千年砦”に迷い込むルビッチが映し出される。そしてルビッチが異世界ネコ・モフと出会い、ある時計を直すために冒険するシーンが続く。また前作で会えなくなった友達のゴミ人間・プペルを思って涙するルビッチも収められた。さらに人に化けた植物・ナギと時計師・ガスの切ない恋模様、煙のように迫りくる“巨大な炎の手”など、千年砦に隠された謎の一部も垣間見える。
ルビッチの新たな相棒となるモフ役はMEGUMIが演じる。美しい歌声を持つ人に化けた植物・ナギ役は小芝風花、100年間約束を信じて待ち続ける時計師・ガス役は、ミュージカル「えんとつ町のプペル」2021年版に出演、2025年版では演出も務めた吉原光夫が務める。千年砦を司り、ルビッチに千年砦の止まった大時計を修理するよう命じる女王ネズミ役は土屋アンナ。また山寺宏一に加え、前作から続投するスコップ役の藤森慎吾、アントニオ役の伊藤沙莉の出演も決定。さらに東野幸治、錦鯉、森久保祥太郎の参加も明らかになった。MEGUMIは「自分の忘れていた人生の大切な部分を思い出させてくれるような作品でした」とコメントを寄せている。
2026年3月27日公開の「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」は、「映画 えんとつ町のプペル」の続編。遠くに行ってしまった大切な友達・プペルに、少年・ルビッチがもう一度出会うまでを描く冒険ファンタジーだ。
MEGUMI(モフ役)コメント
西野君が作った作品に時を経てこういう形で参加させていただけるのは大変エモーショナルな出来事でした。西野君のピュアな想いがたくさん詰まった「プペル」という作品に携われたのも感慨深かったです。
彼も私もバラエティをずっとやってきた人なので、本来このアニメの世界観にはあまりないようなアドリブだったり、ツッコミだったりとか、そういうお笑いをやってきた人だからこその演出みたいなところに、めちゃくちゃアイデンティティを感じましたし、西野君が作っている作品だなと途轍もなく感じました。
子供たちに向けての作品でもあり、大人の人たちに向けての作品でもあると思うんですけれども、一貫して勇気と友情みたいなところを常にブラッシュアップして描いているので、私も映像を作っていますが、絶対自分にはない世界観で、めちゃめちゃピュアな人、優しい人なんだなというのを作品を通じてすごく感じました。自分の忘れていた人生の大切な部分を思い出させてくれるような作品でした。
小芝風花(ナギ役)コメント
最初はルビッチと新しい相棒・モフが一緒に冒険していく姿にワクワクしていたんですけど、後半台本を読みながら泣いてしまって、アフレコ本番中も泣きながらお芝居するぐらい、待つことの強さを体現するガスの姿に胸を打たれて、この作品はお子さんはもちろんですけど大人の方が見ても、グっと来る作品になっているんじゃないかなと思います。
西野さんはおっしゃることが見えている方で、安心して収録に臨めました。収録が始まる前に、『ナギとガスは僕(西野)と梶原くんの話なんだよね』と教えていただいて、その話を聞きながら泣きそうになって、その瞬間、気持ちのスイッチが入りました。
本当に心が温まる作品となっております。冒険のワクワクもそうですし、人を信じて待つという1番の優しさというか強さも、私自身勉強させていただきました。いろんな方に見ていただきたいので是非劇場で見てください。
吉原光夫(ガス役)コメント
ガスはテンションの差が激しい役で、エネルギーを結構使いました。
西野さんと僕は付き合いも長くなってきているんですけど、“瞬間の人”なんです。見た瞬間に足りないものとか自分の感覚において、こうなんじゃないかと思ったことに真っ直ぐなので、舞台も一緒にやっているんですが、相変わらずその瞬間に湧き上がったものを具限化するエネルギーというのにいつもすごくエネルギーをもらいます。
子供だけではなくご両親も、そしてカップルも1人の人も全ての人が観に来て温かくなるし、もう1回信じよう、待とう、と思えるような作品だと思います。是非皆さん劇場にいらしてください。
「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」
2026年3月27日(金)公開
スタッフ・キャスト
製作総指揮・原作・脚本:西野亮廣
監督:廣田裕介
アニメーション制作:STUDIO4℃
原案:「チックタック 約束の時計台」にしのあきひろ著(幻冬舎)
配給:東宝・CHIMNEY TOWN
出演
永瀬ゆずな、窪田正孝、MEGUMI
小芝風花、吉原光夫、土屋アンナ、山寺宏一
藤森慎吾、伊藤沙莉、東野幸治、錦鯉、森久保祥太郎
(c)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会