「劇場版モノノ怪 第三章 蛇神(へびがみ)」の公開日が2026年5月29日に決定。ティザービジュアル、追加キャスト、予告第1弾が公開された。
ティザービジュアルに描かれたのは、血を滴らせ、裂けた衣服を纏った薬売りが怪異空間へ落ちていく姿。「これは――尋常ではない!」というキャッチコピーが添えられており、強大な力を持つモノノ怪・蛇神との壮絶な戦いを期待させる。予告第1弾には、物語の中心となる世を統べる最高位・天子、天子の正室である御台所・幸子、溝呂木北斗をはじめとした大奥の中核を担う人物たちが登場。蛇神に対する薬売りの「これは…手に余る」というセリフも収められた。また三代目天子の正室である三代目御台所役は沢城みゆきが務めることも発表されている。
「モノノ怪」は謎の男・薬売りが、人の情念や怨念が取り憑いたモノノ怪によって引き起こされる怪異を鎮めるため、諸国を巡る物語。3部作として2024年に始動した「劇場版モノノ怪」シリーズは、「劇場版モノノ怪 第三章 蛇神」で完結を迎える。今回の発表に併せて沢城と薬売り役の神谷浩史、幸子役の種﨑敦美からコメントが寄せられた。
沢城みゆき(三代目御台所役)コメント
三代目御台所の声を担当させていただきました、沢城みゆきです。…生まれる時代が違ったら、育つ環境が違ったら、きっと全然違う人になっていたのかな…と言う印象です。ifのあなたであり私であるような、ひやりとする存在。絵と合わさりどう仕上がるのか未知数で、公開される時を静かに緊張しながら待っているところです。
神谷浩史(薬売り役)コメント
唐傘、火鼠と続いた『劇場版モノノ怪』が遂に、「第三章 蛇神」で全ての謎が解き明かされ完結します。大奥に巣食う最強の怪異はなぜ生まれたのか?そして祓う方法とは…?集大成となるラストを、全ての『モノノ怪』ファンに見届けていただきたいです。最高のエンターテインメントをお見せします!
種﨑敦美(幸子役)コメント
幸子はいわゆるご令嬢で、でもきっと、いわゆる普通の感覚を持った女性で、だからか、想いも行動も共感できる部分が多かったです。
でも、現代に生きる私がそう感じる彼女がいるのは今ではない時代の大奥で…。
収録後、正しく「体当たりで挑む」ってこういうことなのかもな…なんて考えながら帰路につきました。
『劇場版モノノ怪』もついに第三章です。
劇場で、是非…!
「劇場版モノノ怪 第三章 蛇神」
2026年5月29日(金)公開
スタッフ
総監督:中村健治
監督:越田知明
脚本:新八角
キャラクターデザイン:永田狐子
アニメーションキャラデザイン・総作画監督:高橋裕一
美術設定:上遠野洋一
美術監督:倉本章、斎藤陽子
美術監修:倉橋隆
色彩設計:辻󠄀田邦夫
ビジュアルディレクター:泉津井陽一
3D監督:白井賢一
編集:西山茂
音響監督:長崎行男
音楽:岩崎琢
プロデューサー:佐藤公章、成瀬晃一、加藤はるか、上松南菜子
企画プロデュース:山本幸治
製作・配給:ツインエンジン
制作:スタジオカフカ EOTA
キャスト
薬売り:神谷浩史
幸子:種﨑敦美
天子:入野自由
溝呂木北斗:津田健次郎
水光院:榊󠄀原良子
アサ:黒沢ともよ
時田フキ:日笠陽子
大友ボタン:戸松遥
常磐井:平野文
カワ:本多真梨子
三代目御台所:沢城みゆき
(c)ツインエンジン