戦後を生きる人々に、思い出の料理が希望を与える…魚乃目三太が描く人情グルメ譚
魚乃目三太「闇市めし」1巻が、本日12月9日に発売された。
第二次世界大戦が終結した1945年、焼け野原と化した日本では先の見えない不安が渦巻いていた。そんな中、悲惨な現状から這い上がろうとした国民たちにより、上野駅周辺に築かれた非合法の自由市場“闇市”。そこにはお客の要望になんでも応える食堂“夢也食堂”が、密かに佇んでいた。店主の夢也は、出会った人々に向き合い、それぞれの思い出の料理を食べさせることで、希望を与えていく。料理人と戦後を生き抜く人々の人情グルメ譚だ。
