「チェンソーマン」の藤本タツキが、映画「悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版」の公開に際しコメントを寄せた。
テキサスの片田舎をドライブ旅行していた若者たちが、ふと立ち寄った古い家で殺人鬼一家に遭遇する「悪魔のいけにえ」。一家の一員で人皮のマスクを被った大男・レザーフェイスは、チェンソーを武器として殺人を行うことで知られている。同作が1975年に日本で公開されてから50周年を迎えるのを記念し、2026年1月9日より東京・新宿ピカデリーほかにて「悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版」が上映される。
「悪魔のいけにえ」ファンの藤本は、「ゴアと切なさ、愛おしさが詰まったとてつもない映画です」「他の映画ではまず得られる事のないカタルシスが見られるので一作目が気に入ったのなら是非続編も見て欲しいです」とコメント。藤本のほか、お笑い芸人の永野、小説家のスティーヴン・キング、映画監督のイーライ・ロス、ギレルモ・デル・トロ、エドガー・ライトからもメッセージが寄せられた。なお、コメントと併せて到着したメインビジュアルは、アニメ映画「ルックバック」のポスタービジュアルや「秒速5センチメートル」の劇場パンフレットなどを手がけた大島依提亜がデザインしている。
藤本タツキコメント
「悪魔のいけにえ」はゴアと切なさ、愛おしさが詰まったとてつもない映画です。おそらく作品を見た事のない人は序盤に驚き、自然の中に突然現れる四角に収められた赤色に驚き、レザーフェイスというキャラクターが持つリアリティに「こいつこんな可愛いヤツだったのか!」と驚くと思います! 僕はもちろん悪魔のいけにえシリーズで一番好きな作品はこの第一作目ですが、以降の作品でも必ず、他の映画ではまず得られる事のないカタルシスが見られるので一作目が気に入ったのなら是非続編も見て欲しいです。
永野コメント
18歳でこの映画を観た時にそのビジュアルと空気感と展開にホラーを超えた謎のエネルギーを感じて虜になりました。
自分の中ではジョン・ウォーターズと同じ存在です。
特に死にかけジジイと激しい扉閉めと朝焼けのチェーンソーが最高!
スティーヴン・キング(小説家)コメント
私がこれまでに観た中で、最も恐ろしい映画だ。
イーライ・ロス(映画監督)コメント
ホラー映画の歴史において最も重要な作品だ。すべてを変えてしまった。
ギレルモ・デル・トロ(映画監督)コメント
これは究極のホラー映画だ。残虐な美しさ、そして完全に生々しいエネルギーを持っている。
エドガー・ライト(映画監督)コメント
これまで制作された中で最も恐ろしい映画の一つであり、その影響力は計り知れない。
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