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斉木優「山口くんはワルくない」実写映画化、コワモテだけど優しい高校生役に高橋恭平

斉木優「山口くんはワルくない」が実写映画化。高橋恭平(なにわ男子)を主演に迎え、2026年6月5日に公開される。“ファーストビジュアル”と超特報も到着した。

「山口くんはワルくない」は恋に夢みる女子高生・皐と、関西弁でコワモテだけど真面目で優しい山口くんの青春ラブストーリー。中学では地味で真面目に過ごしていた皐月は、高校では彼氏を作ろうと胸を高鳴らせていた。そんなある日、電車で痴漢に遭った彼女を救ったのは、学校でヤクザと噂されているコワモテの同級生・山口くんで……。関わってはいけないと思っていた山口くんと仲を深めていくなかで、皐月は次第に彼に惹かれていく。別冊フレンド(講談社)で連載中で、累計発行部数は210万部を突破している。

高橋は山口くん役を担当。「今回の山口くんという役柄的にとにかくコワモテ、ギャップ、関西弁、ドスを効かせる感じを意識して演じたので、公開を楽しみに待っていていただきたいです!」とコメントした。原作者の斉木も「試写を観て、素直に面白かったです!若い役者さんが集まってそれぞれが真剣に臨んでくれたからこその自然な『青春感』があって、観終わった後も余韻に浸っていました。エンドロールまでこだわりが詰まっていて嬉しかったです!」と綴っている。

ファーストビジュアルには、金髪でコワモテの山口くんが「何見とんねん」とこちらに鋭い眼差しを向ける姿を描写。さらに山口くんのプロフィールが書かれた“プロフィールビジュアル”も公開された。超特報はガンを飛ばしたり喧嘩したりする山口くんのシーンからスタート。しかし後半では、彼が照れて耳を真っ赤にする様子や、「ちゃんと守るから」と告げるギャップのある場面が描かれている。

斉木優コメント

最初は、私の漫画が原作で大丈夫なのかという不安もありました。
しかし監督とプロデューサーさんが真摯に、そしてとても楽しそうに「山口くん」について語るのを見て、不安は期待へと変わってゆき、そして関西出身の高橋恭平さんが山口くん役に決まった時、それは確信になりました。
試写を観て、素直に面白かったです!若い役者さんが集まってそれぞれが真剣に臨んでくれたからこその自然な「青春感」があって、観終わった後も余韻に浸っていました。エンドロールまでこだわりが詰まっていて嬉しかったです!
今は素晴らしいスタッフの皆様、キャストの皆様が創り上げてくださった「山口くんはワルくない」を多くの方に見ていただきたいです。ぜひ劇場へ~!

なにわ男子・高橋恭平(山口飛鳥役)コメント

今回このお話をいただいてから、原作を読ませていただいたのですが
その時に関西弁の役だと知り、すごく面白そうだなと思いましたし
見た目が金髪のヤンキーで関西弁の少女漫画というところに惹かれました。
原作に合わせて、ピアスをつけていて、でも自分はピアスの穴が空いていないので、マグネットでくっつけるタイプを初めてつけたんですけど、最初の方はめちゃくちゃ痛いのを我慢してたんです笑笑
でも、最終的には慣れました!
今回の山口くんという役柄的に
とにかくコワモテ、ギャップ、関西弁、ドスを効かせる感じを意識して演じたので、公開を楽しみに待っていていただきたいです!

守屋健太郎(監督)コメント

最初にお伝えしておきますが、この映画に大きな事件は起きません。タイムリープもしなければ、地球に隕石も接近しません(笑)。
学生時代、まだ世界のすべてが学校と自宅だった頃、好きな子の連絡先を聞き出すことに必死になったり、下の名前で呼ぶかどうか一晩中悩んだり…
当の本人にとっては地球が滅亡するのと同じくらい一大事でした。そう考えるとやっぱりこの映画は事件の連続なんです。
好きな子がいて、恋の悩みに親身になってくれる友達がいて、オマケに周りを引っ掻き回す変な奴までいて…
原作を読んだ時、自分はこんな楽しい学生生活は送ってこなかったはずなのに、まるであの頃の幸せを分けてもらったような不思議な気持ちになりました。
そして、この映画を観た人にも同じように感じてもらえたらとても嬉しいです。

映画「山口くんはワルくない」

2026年6月5日(金)公開

スタッフ

原作:斉木優「山口くんはワルくない」(講談社「別冊フレンド」連載)
監督:守屋健太郎
配給:アスミック・エース

キャスト

主演:高橋恭平