パトレイバーOVA「アーリーデイズ」「BLAME!」など上映、あいち・なごやアニメ映画祭

「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル」の「ニューウェーブ部門」で上映される作品

国際アニメーション映画祭「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル」の「ニューウェーブ部門」にて、「機動警察パトレイバー アーリーデイズ」「BLAME!」などの作品が上映される。

「ニューウェーブ部門」では、数土直志アーティスティックディレクターが「その流れを代表する作品」と期待してピックアップした国内外の作品を、3つのテーマに分けて上映。「機動警察パトレイバー アーリーデイズ」は「シリーズ作品の魅力」というテーマのもと選ばれた。

日本のカルチャーを海外の視点から描いた作品を集めたテーマ「越境するカルチャー」では、日本にルーツを持つ日系ブラジル人の少年が家族の歴史を辿っていく「Eu e Meu Avô Nihonjin」、ポケモンカードとの出会いによって成長していく少女の物語「PATH TO THE PEAK 頂へのきずな」、インド制作による「おぼっちゃまくん」をラインナップ。「新しい表現への挑戦」のテーマでは、フル3DCGで描かれた「BLAME!」のほか、生成AIで挑んだ「ジェネレイドスコープ」、コロナ禍にインターネット上で集まった、高校生から社会人の約100人によって制作された「轍を越えてゆけ」が上映される。

個人賞として、愛知県の県花であるカキツバタに由来した「カキツバタ賞」には「音楽」「ひゃくえむ。」「無名の人生」などを手がけた岩井澤健治監督、名古屋市の市花であるユリに由来した「ユリ賞」には、「ダンダダン」「ルックバック」「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ、「BLUE GIANT」など数々のアニメ作品の編集を担当してきた廣瀬清志を選出。スタジオ賞には、愛知県の県木であるハナノキに由来する「ハナノキ賞」をP.A.WORKSが受賞した。

会期中、会場となる愛知・ミッドランドスクエアシネマと109シネマズ名古屋では「機動警察パトレイバー アーリーデイズ」のクリアファイルとポストカードを販売。映画祭のオフィシャルグッズも同時発売される。

「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル」

会期:2025年12月12日(金)~17日(水)
会場:ミッドランドスクエア シネマ、ミッドランドスクエア シネマ2、109シネマズ名古屋などの上映施設、名古屋モード学園&HAL名古屋ほか5カ所を予定