鬱屈した思いを花火作りに込める青春譚「ランチユーインザスカイ」和山やまも推薦

「ランチユーインザスカイ」

伊藤九「ランチユーインザスカイ」が、本日11月21日に発売された。

鬱屈とした日々を送る男子高校生・南圭介は、高校生活に馴染めず、もっと楽しいことがあるはずと思いながら何もできずにいた。そんなある日、南は学校にあまり来ない謎多き人物・喜多誉と花火大会で出会い、彼から「おれもーすぐ死んじゃうらしいんだよね!」と打ち明けられる。今まで闘っていた病気の治療法がなくなったという喜多は、自分の遺骨を花火の火薬に混ぜて打ち上げてほしいと南に頼む。荒唐無稽な提案に戸惑う南だったが、花火作りをすることになり……。単行本の帯には、「女の園の星」の和山やまが推薦コメントを寄せている。