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「ゆるキャン△」10周年記念展、巨大ジオラマになでしこやリンたちのミニマスコット

あfろ「ゆるキャン△」の連載10周年を記念した展覧会「『ゆるキャン△』10周年記念展 \キャンプの思い出 集めちった/」が、11月24日まで東京・東京ソラマチで開催中。去る11月14日にプレス内覧会が行われた。

2015年5月23日にまんがタイムきららフォワード(芳文社)で連載が開始され、今年10周年を迎えた「ゆるキャン△」。これを記念して開催される展覧会では、あfろのマンガ原稿やカラーイラスト、TVアニメの制作資料などで10年の歩みを振り返る。

最初の展示は10年の歩みをまとめた年表だ。単行本の刊行日、アニメの放送期間、1話ごとのストーリー、登場したキャラクター、「ゆるキャン△」において欠かせないキャンプ飯などが一覧できる。各エピソードのハイライトシーンも使用されており、眺めているだけで「ゆるキャン△」の大まかな歴史がわかるようになっている。年表のあるスペースを抜けると、あfろのサインが入った展覧会のロゴビジュアルがお目見え。

その先には、原作に関連する展示物がメインのスペースが現れる。あfろからの挨拶と描き下ろしイラスト、単行本のカバーに使用されているカラーイラストなどを多数展示。その中には作品の制作資料として、あfろが撮影した各地の写真やキャンプ道具も。「『ゆるキャン△』の登場人物のなかで一番好きなのは誰ですか?」といった、約40個の質問に対するあfろの回答も見ることができる。

TVアニメの制作資料を中心に展示するスペースには、6月から7月まで実施されたクラウドファンディングの成功によって制作された、巨大ジオラマが設置されている。このジオラマは「ゆるキャン△」に登場したキャンプルートなどを網羅したもの。主な舞台になる山梨県を中心に、作中で登場人物たちが訪れた場所が一目でわかる。このジオラマにまとめられたキャンプルートなどを掲載したパンフレットも配布される。

会場の最奥には、TVアニメで各務原なでしこ役を務める花守ゆみりや、志摩リン役を担当する東山奈央ら関係者からの直筆メッセージ色紙も展示。そしてあfろが描き下ろした展覧会キービジュアルの立体パネルも置かれている。そばにあるキャンプチェアに座り、なでしこやリンと一緒にキャンプをしている気分を味わえる仕様だ。写真撮影もできる。また11月14日に発表されたゲーム「ゆるキャン△ みんなでワチャワチャ!キャンピングクック!」の試遊ブースが設けられており、今冬の発売に先行して遊ぶことが可能。なお試遊への参加には抽選券が必要となる。

「『ゆるキャン△』10周年記念展 \キャンプの思い出 集めちった/」東京会場の当日券は会期中、会場にて販売される。取扱いは現金のみになる。会場ではイベントオリジナルグッズのほか、既存のグッズも多数販売。2026年1月28日から2月9日まで、大阪・あべのハルカス近鉄本店でも開催される。

『ゆるキャン△』10周年記念展 \キャンプの思い出 集めちった/

期間:2025年11月15日(土)~11月24日(月・振替休日)
会場:東京都 東京ソラマチ5F スペース634
時間:11月15日(土)、16日(日)、22日(土)、23日(日)10:00~20:00
11月17日(月)~21日(金)13:00~20:00
11月24日(月・祝振)10:00~17:00

期間:2026年1月28日(水)~2月9日(月)
会場:あべのハルカス近鉄本店 ウイング館4階 第2催会場
時間:10:00~20:00