原泰久が故郷・佐賀のイベント用に鍋島直正のイラストを描き下ろし

原泰久が描き下ろした鍋島直正のイラスト。(c)原泰久/集英社

「肥前さがFAN」に参画した原泰久が、佐賀藩第10代藩主・鍋島直正のイラストを描き下ろした。

「肥前さがFAN」は明治維新150年を記念して3月17日より佐賀県内各地で行われる、同県の歴史や文化、アート、食を楽しむ「肥前さが幕末維新博覧会」の魅力を、さまざまな切り口で多くの人に伝えていく組織。原のほか石原良純、鷲尾伶菜(E-girls / Flower)、ナガオカケンメイらが参画している。原は「出身佐賀県の大イベントにこういう形で参画できることを心から嬉しく思っております」と語りながら、「絵では、静かな眼力と表情、佇まいの部分にこだわり、鍋島直正はこういう人ではなかったろうかと、思いをはせて描かせて頂きました」と説明した。

なおイラストの原画は博覧会期間中、メインパビリオンとなる幕末維新記念館に展示。また3月4日までの期間、福岡市内バス停広告「シティスケープ」にも、同原画を用いたデザインの博覧会PR広告が掲出されている。

原泰久コメント

出身佐賀県の大イベントにこういう形で参画できることを心から嬉しく思っております。
藩主鍋島直正は、幕末の動乱期に、国内最強の軍事力を作り持ちながら、冷静沈着に時勢を見定めた賢人です。それととともに、幕府側、討幕側からの圧力にも屈しなかった豪胆な人でもあり、残っている写真のお顔からもその”強さ”が伺えます。
絵では、静かな眼力と表情、佇まいの部分にこだわり、鍋島直正はこういう人ではなかったろうかと、思いをはせて描かせて頂きました。

肥前さが幕末維新博覧会

期間:2018年3月17日(土)~2019年1月14日(月・祝)