小玉ユキの不思議な出会い描くオムニバス連載が1冊に、9本収録の短編集と同発
小玉ユキ「ちいさこの庭」と「宝石箱 小玉ユキよみきり集」の2冊が同時発売された。
月刊flowers(小学館)に掲載された「ちいさこの庭」は“ちいさこ”と呼ばれる小人と、人間の触れ合いを描くオムニバスストーリー。引越し先の一軒家の庭、取材で訪れた山、1人で過ごす部屋の中など、さまざまな場所でちいさこと出会った人々の交流が描かれる。
一方の「宝石箱 小玉ユキよみきり集」には9本の短編を収録。遠距離恋愛中のカップルの姿を2色カラーで綴る「ムーンライト・セレナーデ」や人魚と学者を目指す青年を描く「宝石箱の人魚」、長嶋有の小説をマンガ化した「泣かない女はいない」、藤子・F・不二雄のムック本に寄稿された「キテレツな彼のこと」など、ファンタジーや恋の物語が収められている。
なお小玉は3月28日発売の月刊flowers5月号(小学館)にて新連載をスタート。ファンはこちらも楽しみにしておこう。