成田美名子が自選した珠玉の40+1点の原画展が明日から、絹に描いたイラストも

「成田美名子画業40周年記念原画展」の様子。

成田美名子の画業40周年を記念した原画展が、明日2月10日から20日まで東京・銀座の画廊スパンアートギャラリーにて催される。これに先がけ、本日2月9日に内覧会が行われた。

会場に並ぶのは、1977年に17歳でデビューを飾った成田がその40年の軌跡の中から自ら選んだ珠玉のイラスト40点と、2月11日から開催される能公演「花花能」のために描き下ろしたキービジュアル1点の合計41点。LaLa1980年12月号(白泉社)に掲載された「エイリアン通り」第1話の扉イラストを皮切りに「CIPHER」「ALEXANDRITE」「NATURAL」の原画が続き、メロディ(白泉社)にて連載中の「花よりも花の如く」のカラーも披露された。

展示されている原画の多くには、初出の掲載媒体と画材・絵具について記載されたキャプションも。これらの情報は発売中の「成田美名子アートワークス」にも書かれていたが、原画展では生のイラストのタッチと色彩とともに堪能できる。また「花よりも花の如く」コーナーには、絹に水干絵具と墨を用いて描いた原画も飾られ、独特のテクスチャーを間近で見ることも。

会場に展示されている原画は、すべて複製原画を購入可能。さらに成田の直筆サインも入る。一筆箋、クリアファイル、ポストカード、キャンパスアート、松崎煎餅のオリジナル商品、「成田美名子アートワークス」も販売され、「成田美名子アートワークス」には購入特典としてポストカードが付く。

成田美名子画業40周年記念原画展

会期:2018年2月10日(土)~2月20日(火)
会場:銀座 画廊 スパンアートギャラリー

花花能

日程:2018年2月11日(日)~2月13日(火)
会場:GINZA-SIX 観世能楽堂