いがらしみきお特集した文藝別冊に2万字インタビュー、単行本未収録作など

「いがらしみきお ペン先で神に触れる」

いがらしみきおを特集したムック「いがらしみきお ペン先で神に触れる」が、河出書房新社の文藝別冊シリーズより発売された。

いがらしへの2万字におよぶロングインタビュー、いがらしとアーティスト集団・Chim↑Pomとの鼎談、いがらしが影響を受けた本や映画を語る「いがらしみきおをつくったもの」、仙台にある仕事場を訪ねた「仕事場訪問」など、さまざまな企画でマンガ家・いがらしみきおに迫る本書。描き下ろしマンガ「I【アイ】ぼのぼの」のほか、単行本未収録作の「島男」、ガロ投稿作の「センチメンタル・ボーイ」といった“貴重マンガ”も収録されている。

ゲストページにはいしいひさいち榎本俊二植田まさしえすとえむがマンガ・イラストで参加。しりあがり寿と映画「羊の木」の吉田大八監督は、インタビューでそれぞれの視点からいがらしの印象を語る。さらに芸人の東野幸治、映画「羊の木」の脚本を手がけたマンガ原作者・香川まさひとら6名がエッセイを寄稿。クリープハイプの尾崎世界観、えすとえむ、「ぼのぼの」担当編集の辻井清氏、Chim↑Pomの卵城竜太は、それぞれ自分が好きな「ぼのぼの」の名場面を紹介している。