丸木戸マキの新連載「オメガ・メガエラ」が、本日2月7日発売のITAN42号(講談社)にてスタートした。
「ポルノグラファー」「アケミちゃん」などのBL作品で知られる丸木戸が描く本作は、オメガバースを題材に、とある一族の人間関係を綴る愛憎劇。物語の舞台となるのは、男女それぞれに数が少なく優れた性とされるα(アルファ)、最も人口が多い一般層β(ベータ)、αより数が少ないがαの子を妊娠可能なΩ(オメガ)という6種の性が存在する世界だ。高校の校長を務める漆間犀門は、Ωでありながら妊娠能力のない“メガエラ”として、嫁ぎ先の一族・英家で肩身の狭い思いを抱えながら生活していた。そんなとき、義父であり英家の当主・善治郎に人探しを頼まれる。それは善治郎の隠し子で、もしその子がαなら犀門の子供として引き取っていいと提案されるが……。
そのほか今号では村岡恵「冥府の花嫁 ~君に奏でる愛の詩~」と、やまだはるか「アシュラフ王子の側近」の新鋭2名の読み切りが掲載。なお4月6日発売の次号ITAN43号にて、モリエサトシ「親愛なるA嬢へのミステリー」は最終回を迎える。