「KING OF PRISM SUPER LIVE MUSIC READY SPARKING! あの感動をもう一度!プリズム☆シネマライブ」が本日2月2日、東京・新宿バルト9にて開催。その舞台挨拶に、一条シン役の寺島惇太、鷹梁ミナト役の五十嵐雅が登壇した。
このイベントは劇場版「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」の出演キャストによって2017年10月21日に行われたライブ「KING OF PRISM SUPER LIVE MUSIC READY SPARKING!」の映像を応援上映スタイルで楽しむというもの。同ライブの模様を収めたBlu-ray / DVDが3月30日にリリースされることを記念して行われた。
ライブで一番印象に残った出来事を問われ、五十嵐が挙げたのは「空気が中高生の男子だった」という楽屋。「あの空気がエーデルローズ生だよ」と五十嵐は感慨深げだったが、寺島からは「それが1位ですか? あんな大きい舞台で、あんなお客さんの前で歌って踊って」とツッコまれていていた。その寺島が印象深かった出来事を語りだしたところに、「おいおい、誰か一番重要な奴を忘れてないか」「そうだ、俺様が大和アレクサンダーだ!」という名乗りとともに、サプライズゲストとして大和アレクサンダー役の武内駿輔が登場。この日一番の歓声があがったことを受け、五十嵐は「みんなアレクの女だな!」と悔しがっていた。
改めてトークを再開した3人は、自身のライブでのパフォーマンスを100点満点で採点する。武内は「僕なりの100点は届けたつもり」と胸を張って語り、「いつも80点満点で考える」という独特の哲学を持つ五十嵐は78点を付ける中、寺島は「99点」とコメント。その真意は「もっとできたなと思えるものが1個あったほうが次にがんばれるので」とのことだが、五十嵐に「200点はないの?」と問われると「200点は今年に取っておく」と意味深なコメントを残した。
その寺島はライブの見どころとして、ユニットやエーデルローズ生で歌った曲における個々の振りの違いについて語る。その理由は、複数人で歌う楽曲は基本的に全員同じ振りを教わっているものの、キャスト陣がそこにキャラクター感を加えて、オリジナリティを盛り込んでいるため。寺島はその例として「内田雄馬がすごい回っている」と具体的な名前を挙げ、会場の笑いを誘っていた。
フォトセッション後、最後の挨拶で武内はライブと舞台のダブルキャストを務め、両者の架け橋的存在として動いた五十嵐を褒め称える。やや神妙な空気になった中、寺島は「武内君が立派なコメントとお洋服で……」「思った以上に(自分の衣装との)差が酷かった」と自虐してファンを爆笑させると、武内は寺島の洋服の色を見て「シンの(プリズムショー時の衣装の)カラーじゃないですか!」とすかさずフォロー。最後まで抜群のチームワークを見せ、舞台挨拶は和やかに終了した。