マンガIPパブリッシャーのナンバーナインが、LINEマンガ、ebookjapanなどを運営するLINE Digital Frontierと資本業務提携したことを発表した。
「漫画で待ち遠しい未来(あした)をつくる。」をミッションとして掲げ、2016年11月に創業したナンバーナイン。オリジナルマンガIP制作などに取り組み、2022年より本格的にwebtoon事業をスタートさせた。その第1弾作品である「神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~」、続く「俺だけ最強超越者~全世界のチート師匠に認められた~」は6言語で配信されるなど、海外展開も実施。韓国のwebtoonプラットフォーム・NAVER WEBTOONのランキング上位に食い込むなど世界でも徐々に人気を獲得している。
電子マンガのグローバル展開に強みを持つLINE Digital Frontierとの資本業務提携を経て、ナンバーナインは自社オリジナルwebtoon・漫画の継続的成長、グローバル展開の加速、人気IP化などを目指していく。ナンバーナイン代表の小林琢磨氏は今回の資本業務提携がナンバーナインにとって過去最大の規模だと明かすとともに「LINE Digital Frontierさまにもお力添えをいただき、日本の漫画IPを、時代と国境を超えたすべての人にとって待ち遠しい未来になることを目指していきたいと思います」と力強いコメントを寄せた。またLINE Digital Frontier COO・森啓氏からもコメントが到着。「ナンバーナインは既に世界的なヒット作を生み出しています。今後、より多くの素晴らしい日本のwebtoon作品を制作するためのパートナーシップを拡大できることを楽しみにしています」と綴った。