「新テニスの王子様」安元洋貴も「デカ過ぎんだろ…」と言ってみたかった
許斐剛「新テニスの王子様」のステージイベントが、千葉・幕張メッセで開催されている「ジャンプフェスタ2025」にて本日12月21日に行われた。ステージにはアニメ「新テニスの王子様」より、越前リョーマ役の皆川純子、跡部景吾役の諏訪部順一、越前リョーガ役の宮野真守、平等院鳳凰役の安元洋貴が登壇。ジャンフェスのステージに安元は初登場、宮野は3年ぶり、そして皆川は24回目の登場となる。
残すところあと1話となった放送中のアニメ「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL」。まずは「ついにクライマックス!日本vsドイツSP」というテーマで、日本vsドイツの印象的なシーンを振り返っていく。最初に映し出された映像は、ダンクマール・シュナイダーが「巨像(ギガント)」という技で巨大化するシーン。平等院にイリュージョンした仁王の「デカ過ぎんだろ…」というセリフがSNSなどでもおなじみとなったこのシーンは、アニメでは演出の都合上、金太郎の「でっかすぎるやろ~!」というセリフに変更された。安元は変更の理由を説明しつつ、自分でも「デカ過ぎんだろ…」というセリフを言ってみたかったと振り返った。
ジャンプスクエア(集英社)で連載中の原作では、日本とスペインの決勝戦を展開中。「意外な関係も明らかに!U-17W杯決勝の秘話に迫る」というトークテーマでは、本筋とは少し離れたサイドストーリーについて語られる。諏訪部は作中に登場した跡部の母親に触れ、ぜひアニメに出てほしいと熱望。オーディションに審査員として立ち会いたいと話し笑った。またキャスト陣はリョーマとリョーガの兄弟対決についても言及。ここでもアニメ化を希望し、客席からも同意の拍手が起きる。さらに許斐から届いたコメントを宮野が代読。許斐が兄弟対決に込めた思いが明かされると、キャスト陣からもどよめきが起こると同時に、今後の展開についての期待が語られた。
またミュージカル「テニスの王子様」4thシーズンより青学キャストが登場。越前リョーマ役の竹内雄大、手塚国光役の寺田友哉、大石秀一郎役の藤本力翔、不二周助役の橋本勇大、乾貞治役の世良大雅、菊丸英二役の長嶺龍汰、河村隆役の坂上翔麻、桃城武役の有岡歩斗、海堂薫役の渡邊樹の9人が、フレッシュなパフォーマンスを届けると、20年前テニミュに出演していた宮野は感慨深さをあらわにした。
最後に許斐からのメッセージを皆川が代読。手紙の途中で、許斐がサプライズを行うときの楽曲「サプライズ☆タイム」が流れると、客席からはざわめきと期待の声が上がる。そして「テニプリフェスタ2025 応援(エール)」が2025年9月に開催されることが発表され、会場は大いに湧いた。最後に登壇者全員で「Love Festival」を歌唱し、ステージは盛況のうちに幕を閉じた。
「テニプリフェスタ2025 応援(エール)」
開催日:2025年9月20日(土)夜公演、9月21日(日)昼公演・夜公演
会場:神奈川県 ぴあアリーナMM
料金:プレゼント付きアリーナ席(1Fアリーナ席)1万4300円、指定席(2F~4Fスタンド席)1万1000円